講談社現代新書
公会計革命―「国ナビ」が変える日本の財政戦略

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  • サイズ 新書判/ページ数 254p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784061497481
  • NDC分類 343.9
  • Cコード C0236

内容説明

日本を破綻から救う革命的意思決定システム。

目次

序章 公会計とは何か
第1章 「国ナビ」は予算編成を根底から変える
第2章 国家は誰のものか
第3章 「国ナビ」になる国家財政戦略
第4章 「国ナビ」開発プロジェクト
第5章 公会計で見る日本の未来

著者等紹介

桜内文城[サクラウチフミキ]
1965年愛媛県生まれ。88年、東京大学法学部卒業、大蔵省(現財務省)入省。財政、国際通貨などを中心とした政策形成に携わる。ハーバード大公共政策学修士、マレーシア国立マラヤ大学公共政策学博士。2002年、新潟大学経済学部助教授に就任。03年、日本公認会計士協会より公表された『公会計概念フレームワーク』を起草
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

takizawa

7
うーん。色々と勘違いが是正された。以下,本書からの学びを。①公会計=NPMではない。NPMでは国民を顧客と捉え,満足度を上昇させることに関心を持つ。他方,公会計は国民を主権者と捉え,アカウンタビリティを重視する。②公会計と企業会計の大きな違いは,ガバナンスレベルとマネジメントレベルのいずれに重点を置くかによる。公会計は企業会計と異なり,予算をいかに編成するかが重要となる。③財政を立て直すには,将来世代へ負担を先送りしていることを意識できるような仕組み(国ナビ,自治ナビ)が必要。2012/04/08

きよにやコータロー

1
余り研究者が居ない「公会計制度」について、言及して国家的なプロジェクトを作品を通じて理解を深められる作品です。著者は議員の桜内文樹氏。国ナビという公会計システムについて、議員の桜内文樹さんらが、まとめた作品です。「失われた10年」を公会計という新しいシステムで、企業会計の論理を適応しながら、革命的に変えて行くことが判る作品です。

Naota_t

1
「公会計」には以前から興味があって、読む前はワクワクしていたんだけれども、内容は自分の持っていた期待に反して、全然楽しくなかった。 副題にある『「国ナビ」が変える日本の財政戦略』が本書の趣旨であって、「国家財政ナビゲーション・システム」(略して国ナビ)という国や地方自治体向けに開発したアプリケーションの目的や構成の説明が殆ど。 その国ナビに付随する公会計のフレームワークの説明はしてくれるんだけれども、それが国ナビに対して帰納法的で、なんかしっくりこない。 2013/02/20

きよにやコータロー

0
仕事関連で、読了しています。 公会計という聞き慣れない分野の作品ですが、革命だけに、斬新さつ挑戦した物語が伝わる新書です。

きよにやコータロー

0
専門分野の強化に繋がった!

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