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講談社現代新書
現代日本の問題集

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  • サイズ 新書判/ページ数 268p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784061497269
  • NDC分類 304
  • Cコード C0230

内容説明

警官の発砲事件が増えた理由は。刑法改正はなぜ消えた。官尊民卑から脱する方法は。この国が抱える難題を斬る。

目次

日本を襲う九つの不安
官尊民卑からの脱却
カルト教団の暴走と忖度社会
医療費の膨張と老後の不安
ショッピング・リテラシーを身につける
フリーエージェント社会へ
動物との二一世紀的つきあい
新しいタイプの事件・事故
イラク戦争のヴェトナム化
危険地帯取材の是非
北朝鮮とどうつきあうか
いいかげんな実名報道と匿名報道
凶悪犯罪はすべて起訴すべきである
心神耗弱を廃止せよ
恫喝的言論との決別
人権論の暴走

著者等紹介

日垣隆[ヒガキタカシ]
1958年、長野県に生まれる。東北大学法学部卒業後、販売、配送、書籍の編集、コピーライターを経て87年より作家・ジャーナリスト
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ちくわん

5
【講談社現代新書】「そして殺人者は野に放たれる」の作者。2000年あたりの出来事から日本の「問題」を考察している。口は悪いが、自分の立場・考えをきっちりと主張するので理解しやすい。かなりの本を書かれているので、今後も読んでみたい。この時代と比べて、すべてがよくなることはない。かといって、すべてが悪くなっていることもない。大きな流れに沿って、よくなったり、悪くなったり、という感じ。2018/09/30

タイクーン

2
日本の問題の多くは、自律思考の欠如に起因していると思う。与えられた既存の枠組みからの脱却がとにかくできない。「決まっちゃったものはしょうがない」とか「とにかくやるしかない」的価値観な訳だが、まったくもってナンセンス。枠組みがおかしいなら正すのは当然のことであって、そこで言葉を尽くそうとする人間を諌めるなんてクズの極みであると私は思うのだが、マジョリティの日本人は思わないんだなぁ不本意だが。ツケが回ってきているのだと思う。戦後自律思考を怠ってきた、こずるく立ち回ってきたツケがね。2011/02/16

さるぼぼキング

0
だいぶ昔の話ではあるが、書かれている問題がほぼ何も解決していないところにため息がでる感じ。 今となっては原発の問題にすべて覆い隠されてしまって、これらの問題が国民的な話題にのぼる期待も持てないような。。 まずはメディアだろうけど、変わるべきは。2012/06/27

モモのすけ

0
「私たちは何のために税金を支払っているのでしょうか。何よりもまず『いざというときの安全のため』に遣われるべきだ」2010/07/16

莉野

0
もっかい読む。絶対読む!図書館で借りて一回さらっと読んだだけだが、そういわれればもっともだ!と思うことが山積みな内容だった。心神耗弱…刑法って面白そうかも(いろんなイミで)って生まれて初めて思った…2010/05/28

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