内容説明
マリア・テレジアの悲願、エリーザベトの苦悩。シェーンブルンはすべてを見ていた。
目次
第1章 ある泉の物語
第2章 世界への夢想
第3章 黄色の栄光
第4章 魔術の園、科学の庭
第5章 崩れゆく世界のなかで
第6章 黄昏の宮
著者等紹介
小宮正安[コミヤマサヤス]
1969年、東京生まれ。東京大学大学院人文社会研究科満期単位取得。現在、東京芸術大学、中央大学などで非常勤講師。専攻はヨーロッパ文化史、ドイツ文学
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感想・レビュー
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Nat
21
図書館本。シェーンブルン宮殿について書かれた本。マリア・テレジアとフランツ・シュテハンについて書かれた章が興味深かった。フランツ・シュテハンを追悼する漆塗りの間に行ってみたい。2020/03/03
nAo
4
見た目はヴェルサイユよりしょぼいらしいが、シェーンブルンの変遷はハプスブルクの歴史並みに面白い。いつの日か行ってみたい。。。2013/05/10
中島直人
3
ハプスブルク家の歴史を語るに際し、その宮殿、特に名高いシェーンブルン宮殿を切り口とするというのが非常に新鮮に感じられ面白く読むことが出来た。こういう歴史も良い。2013/02/02
実穂
3
ウィーン観光でここは見逃せない!というシェーンブルン宮殿。当初は離宮として造られたが、その後、マリアテレジアが住居として使った。その後は、ヨーゼフ皇帝が執務兼居住の場として利用した。1441部屋もあるという城とそこに関わったハプスブルク家の人々。今はその一部が博物館として公開されている。訪ねる前に一読しておくと、宮殿めぐりがいっそう楽しめると思う。2010/04/20
takao
2
ふむ2023/01/08