講談社現代新書
日本史の考え方―河合塾イシカワの東大合格講座!

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  • サイズ 新書判/ページ数 243p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784061497023
  • NDC分類 210.1
  • Cコード C0221

出版社内容情報

もう論述も怖くない スーパー講師が極意を公開!
ポイントは「1853ペリー来航」
これが日本史のツボだ!!

日本史は「ペリー来航」を境に分けて考えよ! 本質が明快に見えてくる特別講義。


第1章 「日本」以前の日本史
 第1節 さまざまな日本
 第2節 ヤマト政権
第2章 「日本」誕生
 第1節 朝鮮半島との交流
 第2節 白村江への道
第3章 帝国「日本」の虚実
 第1節 律令は永遠に不滅ですか
 第2節 「日本」的な古代国家の生成
第4章 「帝国」の再生
 第1節 四つの口
 第2節 すりかわった中華
第5章 よみがえる古代としての明治
 第1節 三つの「日本」の再生
 第2節 三面外交の帰結
 第3節 早熟な西欧型「日本」
第6章 今もまだまだ江戸時代
 第1節 極東有事で軍事優先
 第2節 儒教的な天皇
第7章 「帝国」のゆくえ


石川 晶康[イシカワ アキヤス]
著・文・その他

内容説明

日本史は「ペリー来航」を境に分けて考えよ!本質が明快に見えてくる特別講義。

目次

第1章 「日本」以前の日本史
第2章 「日本」誕生
第3章 帝国「日本」の虚実
第4章 「帝国」の再生
第5章 よみがえる古代としての明治
第6章 今もまだまだ江戸時代
第7章 「帝国」のゆくえ

著者等紹介

石川晶康[イシカワアキヤス]
1946年、東京都生まれ。河合塾専任講師。国学院大学大学院博士課程満期退学。専門は日本法制史・古文書学。河合塾にて東大受験講座などを担当する、日本史科の人気講師
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

さきん

30
古代の歴史がこんがらがっていたので、その部分が整理されてよかった。中国、朝鮮の知識、制度を取り入れながらも思想に染まらないところが日本を日本たらしめているんだなと感じた。天智系と天武系もすっきり理解できた。2018/05/02

maito/まいと

15
大学入試で日本史受けるなら、きっと一度はこの方の講義を受ける可能性が高い、河合塾・石川先生が新書デビュー。一見ざっくりとした解説に見えて、これ記述問題の頻出要素ばかりを取り扱っているのがミソ。これ読んで頭にたたき込めば記述問題のツボは抑えられたも同然。また、四択問題やマークシートの引っかけ問題にも対応しているので読んでおいて損は無し。2015/05/11

てながあしなが

10
一時、塾講師の書いた本を買い漁ったことがあった。授業が面白い人が書く本だから、内容も面白いに違いないと推定したからだ。その一環で買ったまま、多分2年くらい積んでいた本。近々石川先生にお会いできるかもしれないということで、旅先に持って行って読んだ。本書は、日本史をペリー来航前の「中学時代」と、来航後の「欧米時代」という二つに区分して、日本という帝国の誕生の流れを概説する。まずそのような時代区分自体、着眼点が画期的で面白い。ただ、日本史を高校でやってないとついていくのはきつい内容。2017/09/26

takeshi3017

8
日本史をペリー来航とそれ以前の2期に区分し、2つの時期の共通項を対比しつつ考えると、その共通点は「神」としての「天皇」の出現とこれに伴う「帝国」日本の成立であると考えられる。東大の2次試験の論述問題も交えながら解説していく。詳細→http://takeshi3017.chu.jp/file7/naiyou26802.html2020/03/14

白義

8
人気塾講師による日本史入門。視点はなかなか斬新で、天武天皇と明治天皇、二人の天皇から始まる内乱と新秩序の帝国化を軸に、古代史と近代史を整理している。当時、講談社が日本の歴史シリーズを出していて歴史に力を入れていたこともあって、当時の最新の仮説が要領よくまとまっていて分かりやすく、結構いい本だった。受験に使うには範囲が狭いけど、一般教養新書としては十分なレベル2012/07/10

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