内容説明
聞く人の心に届くように話すとはどういうことか。報道記者やキャスターとして放送の現場で得た、池上流「自分の言葉」を話す方法論。
目次
第1章 はじめはカメラの前で気が遠くなった
第2章 サツ回りで途方に暮れた
第3章 現場に出て考えた
第4章 テレビスタジオでも考えた
第5章 「わかりやすい説明」を考えた
第6章 「自分の言葉」を探した
第7章 「言葉にする」ことから始めよう
著者等紹介
池上彰[イケガミアキラ]
1950年生まれ。慶応義塾大学卒業後、73年NHK入局。報道記者として松江放送局、呉通信部を経て報道局社会部へ。首都圏向けニュースのキャスターなどを務めたあと、94年から「週刊こどもニュース」の語り手であるお父さん役に
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感想・レビュー
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mitei
333
池上さんの経験した事を知る事が出来た。警察の用語で焼死体の隠語がヤキトリとか初めて知った。怖い単語だな。本書はメディア関連の仕事の人にとっては勉強になるかも。普通の人でも伝わりやすい話し方は勉強になった。2016/05/03
ふ~@豆板醤
36
4!仕事用。一つの文には一つの内容、一文は短く、常に具体的に、相手への想像力・思いやり、伝えたいという情熱!「聞き上手は話上手」ということには注意せねば。相手の疑問をもっと丁寧に拾えるようになりたい。「常に自問自答し、伝える相手への想像力を持っていないと、分かりやすい説明はできない」「相手の心に届く言葉とは、どんなものか。まず言葉にしてみなければわからない」2017/10/25
ゲオルギオ・ハーン
31
2002年発行。わかりやすいニュース解説で知られる著者が『相手に伝える』ということについてこれまでの試行錯誤と経験を書いた一冊。著者がまだNHKで『週刊こどもニュース』を担当している時に書いた本のため民放での話はないが報道記者時代の経験談もあり、話し方ではないが営業に似た経験もあって本題とは違うがそれも面白かった。テクニックではなく、相手に伝える熱意と誠意をもって話すことの重要さを書いている点も気に入りました。相手の立場で考え、伝えたいという熱意を持つこと、間違えたら謝ること、簡単なようで難しい。2023/05/13
Tui
30
選挙のたびに政治家から本音を掘り起こし、喝采を浴びている池上彰さん。あの勇姿は様々な苦労を重ねてきた結果であることが分かるコミュニケーション論です。新人記者時代は夜討ち朝駆けで刑事の懐に入り込む術を磨き、NHK番組「週間こどもニュース」で小学生向けに時事問題を説明するのに悪戦苦闘する。その中で、どう『伝わる』伝え方を獲得してきたか。相手が何を知りたいか、なぜその質問をするのかを考え、伝える相手への想像力を常に持つこと。その大切さが、報道現場での苦労や失敗談とともに語られており、とても分かりやすい本でした。2015/01/21
Lee Dragon
25
話し方というとより体験談といった方が正しいかも。具体的な方法や姿勢を読みたいのであれば、わかりやすさの勉強法の方がしっかり書いてあります。 2017/06/28