内容説明
なぜ今、終末論なのか。なぜ「イスラームが解決」なのか。学術書からヒットソングまで渉猟し、苦難の歴史を見直しながら描く「アラブ世界」の現在。
目次
序 アラブ社会の現在(狭まる世界認識;悪化する世相)
第1部 アラブの苦境(「一九六七」の衝撃―社会思想の分極化;「人民闘争」論の隆盛;パレスチナへの視線 ほか)
第2部 高まる終末意識(終末論の流行;セム的一神教と終末論;『コーラン』の終末論 ほか)
著者等紹介
池内恵[イケウチサトシ]
1973年、東京生まれ。1996年、東京大学文学部イスラム学科卒業。東京大学大学院総合文化研究科博士課程を経て、2001年4月よりアジア経済研究所研究員。イスラーム政治思想史、中東地域研究が専門
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