内容説明
鬼才マイルスのクールな輝き、エヴァンスのピアノが秘める力強さ―はじめての人もジャズの面白さがわかる、お薦めの名演・名盤を紹介。
目次
1 サックス
2 トランペット
3 ピアノ
4 ギター・ヴァイヴ
5 OTHERS
6 ヴォーカル
7 NEW STARS
著者等紹介
後藤雅洋[ゴトウマサヒロ]
1947年、東京生まれ。慶応義塾大学商学部卒業。日本ポピュラー音楽学会会員。大学在学中に四谷「いーぐる」を開店、現在に至る。ジャズ雑誌やラジオ番組などに旺盛な評論活動を展開。主な著書に『ジャズ完全入門!』宝島社新書、『ジャズ・オブ・パラダイス』講談社+α文庫。などがある
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
isao_key
5
前作は1990年で、本書は2001年の出版。前作を読んでいないので、比較はできないが、読了してみて、ちっとも新とあるような目新しさは感じなかった。まったくオーソドックスで、著者の個性も強く出ていない、無難な演奏家を選んでいる。例外はサックスのアーサー・ブライス、トランペットのドン・チェリー、ディヴ・ダグラス、プロデューサーのキップ・ハンラハンくらい。楽器別に演奏家を紹介しており、サックスが19名、次いでピアノが12名でほぼ本書の3分の2を占めている。本当に好みの人を10人くらいに絞って書いた方がよかった。2015/01/26
takao
1
ふむ2022/04/11
905
1
評論家不要とまでは言わないけど、この手の本が多少なりとも有用なのは初心者までだと思う。自分がまさにそうなので参考になる部分は多々あった。けど、ジャズの本を何冊か読んで、取り上げられるのはだいたい同じような人や盤ばかりだなと思うようになってきたのでそろそろ卒業かな。ロックやクラシックの評論はとっくの昔に読まなくなったことだし、ジャズもまたしかり。2021/01/13
くりたろう
0
いーぐる後藤さんの解説2021/09/23
Cinejazz
0
Jazzは感性で受け入れて、癒やされることの心地よさにある。心酔わせるスローバラードやピアノの音色は、読書のバックグラウンドとしてかかせない。2018/04/05