内容説明
昆虫博士、ゲッチョ先生と生徒たちの好奇心あふれる教室、心温まる交流。
目次
第1章 虫へのまなざし
第2章 ゴキブリを追う
第3章 舌の上のセミ
第4章 幻のフンコロガシ
第5章 カマキリの名前
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ともさん
5
単に昆虫の生態の謎解き本でなく、「虫と人」だったり「虫をとおしての著者と人々」だったりの、人とのかかわりを描いた本でもあるんだなぁ。2014/02/27
長堂丑之助
2
高校の生物部の顧問の教師による昆虫エッセイ。なぜ講談社ブルーバックスから刊行しなかったのかなぞ。この先生、フンコロガシの生態研究がライフワークで、日曜のテレビ番組でフィールド調査の様子を紹介しているのを見ていたので、本の内容をあまり確かめず買った。昆虫好きだけど専門の道に進まなかった人には面白く読めるとおもう。
okumixi
2
学校教師である著者が教え子との関わりあいの中で、身近にある虫たちの生態を探ったもの。知っているつもりで知らなかったことが結構多い。大の虫好きである著者も、虫とは縁遠い現代っ子の無知に驚き呆れるのと同時に、自分も知識として知っているだけで実際には見たわけでもないことに気付いて、実際にその目で確かめようとする。2009/11/07
わらわら
0
虫の人生は面白く興味深いなおかつ神秘的であるゴキブリもそんな目で見ると「ふーん」と観察する気持ちになると思う人間の人生観も変えてくれそうですそんなことを感じさせてくれる本です2014/05/31
カサゴ
0
C2013/04/06