内容説明
可能の助動詞はどう使い分けを？否定の“不”の位置は？不可解といわれる文法を解きほぐし、中国語らしさの感覚をみがく、中・上級への手引。
目次
第１章 可能を表す助動詞
第２章 介詞フレーズと否定
第３章 形容詞の陰と陽
第４章 動詞と目的語の間柄
第５章 日本人の誤用例
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Yasomi Mori
3
中国語入門の次ステージ向け。3ヶ月の本格学習後に読み色々発見があった。3つの「デキル」“會、可以、能”の使い分けで、“可以”は“能”を前提にしている、とは目から鱗だった。／介詞フレーズを含む文の否定は“不”を介詞の前に、が原則だが述語動詞の特徴によってそこからズレるものがある。／否定辞や助動詞の支配関係（語順）に敏感に。／「違う」を肯定形で表す単語が存在せず、「同じ」の否定として表現する中国語。／「動作をするとき、目的語はすでに存在しているか否か」という視点。／英語とは異なる自動詞と他動詞の定義、等々。2017/02/28
アブストラ
1
雑誌連載をまとめた本。総合的な中国語文法の課本ではなく、可能の助動詞の使い分けとか、ごく少数のトピックについて掘り下げている。2015/02/01
アズー
0
今まで考えたこともない角度から中国語を分析している。集中して一気に読まないと頭がこんがらがってくる（苦笑）でもためになる本。2012/03/27
