講談社現代新書<br> 「死語」コレクション - 歴史の中に消えた言葉

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講談社現代新書
「死語」コレクション - 歴史の中に消えた言葉

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  • サイズ 新書判/ページ数 366p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784061493049
  • NDC分類 814
  • Cコード C0295

出版社内容情報

【内容紹介】
時代の姿を映し出し、時代と共に生き、やがて忘れられ、消えていった言葉の群れ。日本近代の激動史をたどる異色の死語辞典。

「死語」とは何か――過去、ある時代には誰もが知っている当たり前の言葉だったのに、今ではまったく使われなくなった、あるいはその存在さえ忘れられてしまった言葉がある。そういう言葉を我々は「死語」と呼んでいる。しかし、その言葉がある時期になぜ使われ、現在はなぜ忘れられてしまったのか? そこには必ず理由がある。そして、その理由を探っていくと、その裏に大きな時代の流れのあることに気づかされる。ある時代をもっとも特徴づけ、その時代とともに消えていった言葉というのは、言い方を変えれば、その時代の世相、風俗、政治、社会の姿を我々に対して雄弁に物語ってくれる貴重な証人なのである。――本書より

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Nobu A

3
言葉は生き物。市民権を得て産声を上げる語があれば、逆も然り。ある時代を生きた「死語」が使われていた時代背景となぜ忘れられたかの理由が挙げられ、とても興味深い。「電髪(パーマ)」「寝圧(敷き布団の下にズボンやスカートを伸ばして入れ、アイロン代わりにすること)」など時代別に350語程紹介。タイトルに惹かれ、図書館本を斜め読み、読了。チョベリグー(比較的最近の「死語」)ではなかったが、それなりに楽しめた。2016/03/25

Gen Kato

2
「死語」を切り口にした近代日本の庶民生活史。個人的にこれは必携の書。2014/10/11

みい⇔みさまる@この世の悪であれ

2
☆×4.0…知らない言葉がたくさんあることに驚かされた本です。ひねくれ物の私が一番惹かれた言葉は「突撃一番」です。(惹かれる言葉自粛しろ)一番よんでいて面白かったのは戦中や戦後ですね。本当に失われた言葉がたくさんありますので。2011/06/06

しえろ

1
死語というのは面白い概念で、生きた言葉として自分自身が多少なりとも使っていた経験がなければ、死語と捉えられないものなのかもしれない。この本に採られている言葉は、私にとっては死語というより歴史用語としか感じられないものが大半だった2015/01/05

yanapong

1
明治末〜「もはや戦後ではない」までのもう使われなくなった日本語を通じて、当時の生活や社会情勢を描く。2012/10/27

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