講談社現代新書<br> イギリス王室物語

講談社現代新書
イギリス王室物語

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  • サイズ 新書判/ページ数 219p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784061492837
  • NDC分類 288.493
  • Cコード C0220

内容説明

千年の伝統をもち、今も華麗に輝くイギリス王室。「残虐非道」のヘンリー八世、自信家の処女王エリザベス一世、快楽の王子ジョージ四世など、大英帝国の栄光を築いた強烈な個性たちを描く。

目次

プロローグ イギリス王室とは
1 ヘンリー八世―残虐非道と呼ばれても
2 エリザベス一世―空前絶後の王である私
3 ジェームズ一世―悪魔学の専門家
4 チャールズ二世―放蕩に死す
5 ジョージ一世―総理大臣を生んだ政治的無関心
6 ジョージ四世―快楽の王子
7 ヴィクトリア女王―大英帝国の絶頂と貞淑な女王
8 エドワード八世―王冠か恋か
エピローグ 今日のイギリス王室

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

白義

8
ヘンリー八世からと特殊なラインナップながらも、近代英国の栄光の歴史を飾った個性豊かな君主たち八人の素顔を思い入れも込めて書いた、楽しい本。ヘンリー八世やチャールズ二世の下半身の緩さに人間臭さを感じて気が緩む一方、ヴィクトリア女王と愛夫アルバートの障害にほっこりとなり、親しみが増す。スコットランドから即位したジェームズ一世の、悪魔と魔女を恐れから悪魔学を修め、煙草が嫌いなら煙草を研究し排撃論を公刊するという徹底っぷりが面白い。欽定訳聖書の別名はジェームズ王聖書ともいう2013/05/01

viola

8
ヘンリー八世、エリザベス一世、ヴィクトリア女王はお馴染みですが、ジェイムズ一世、チャールズ二世、ジョージ一世、ジョージ四世、エドワード八世という英国王室系にはあんまり登場してこないような人物も網羅されているのが嬉しい限り。ところどころで関連する本を紹介してくれており(翻訳)、更に巻末もお勧め書をコメント付きで載せてくれていて(原書+翻訳)、読みたい本が10冊ほど増えてしまいました。2011/08/30

y yoshi (イツモ ホンヲ ハナシマセンデシタ)

7
『時の娘』をよんでリチャード三世について知りたくなったのだが生憎この本には載っていなかった。そして読みたい本が増えた。2020/03/20

ヴェルナーの日記

7
英国王室の人物を一人ずつ取り上げて紹介しているのだが、何故にヘンリー8世からなのか?理解できない。彼の前にも多くの仕事(物語にできる事件)を起こしているのに。ただ、ヘンリー8世は、多分に物議をかもし出した人物。離婚問題をきっかけに国内の宗教を3分極化して大きな混乱を招いた王様。その後、エリザベスⅠ世へと続いているのだが、著者の取り上げる人物には個人的スキャンダルを抱えていた人ばかりを取り上げていて、偏っている気がする。ただ、言える事は、英国において女王を戴いた時は繁栄している。やはり女は強しである。2013/04/21

nAo

3
『妖人奇人館』イギリス王室編。2013/05/23

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