講談社現代新書<br> 生きることと読むことと―「自己発見」の読書案内

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講談社現代新書
生きることと読むことと―「自己発見」の読書案内

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  • サイズ 新書判/ページ数 194p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784061491922
  • NDC分類 019
  • Cコード C0295

内容説明

忘れられない本がある。生きる励ましとなり、心の支えともなる本がある。自分にとって本当に必要な本といかにして出会うか。読書の醍醐味を語る。

目次

元気が衰えたときに読む本
読書にスタンダードはない、ということ
気に入った著者のものは全部読め、という説
書物の中には人生が刻まれている
人間を学ぶとはどういうことか
時代を映す鏡としての本
ぼくを日本の現実に出会わせた本
危機の救済者として現れた本
自己の根っことしての日本の古典
言葉の力強さに生き続ける古典
自分にとって無縁な本、有縁な本
青春の養いとしての西欧文学
こころの礎となった「西洋」の古典
若者を励まし、力づけ、危機を救う読書
漱石の愛した東洋の「風流」というもの
結局、読書とは何か?

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

SOHSA

22
《購入本》「人はそれぞれ生まれも好みも知能程度も才能の方向も気質も違う。違うものを一つにするものがいいわけがなく、読書とて己を見つめつつ己の必要とするものを手探りで探しあててゆくしかないのだ。それが読書というものだ。」(P29)何をどのように読み、またどのように生きるか。なかなかに難問である。その難問に向かうべく私はまた本を読む。ショーペンハウアには叱られるかも知れないが。2015/04/04

すずめ

0
古典の読書の力を著者の経験に即してプレゼンしている。読書に関して啓発的な内容だ。もっと評価されてもいい本だと思う。 学生で古典に向かう意欲がいまいち向かないような人は一読を。2012/06/27

ipusiron

0
1999/7/4読了

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