内容説明
一刻を争う救命救急医療から、ターミナルケアまで、医療の最前線で生命の尊厳と向きあう看護婦たち。深夜勤務、密度の濃い労働、恵まれない待遇など、知られざる看護婦の実態と、揺れ動く医療制度にメスを入れ、よりよき看護と介護のあり方をさぐる現場からの報告。
目次
第1章 現代医療の光と影
第2章 看護婦の現場から
第3章 看護婦問題を問い直す
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
anchic
5
学部生時代に読んだ本で最も影響を受け、感動した本でした。特に印象が強いのは看護師の方が言っていた「評価されないことをする」という姿勢でした。自分は今まで何か評価をされたいと心の底で思っていたのですが、この本と出合ってからは周りの評価などを気にせず、何でも積極的に行動するようになりました。
ゆふいん
0
約20年前に書かれた本。今の看護の現場は、より改善されているのだろうか?不安を感じる。2014/09/02
とらさん
0
1/102011/09/28
舫
0
色々思う所がありますが、他にも増田 れい子『看護 ベッドサイドの光景』岩波新書、宮子 あずさ氏の著作もおすすめ。