内容説明
壁を本で織り上げたような図書館。聴衆を燦然と照らす音楽堂の光天井。ガウディやオルタの住宅建築にみる、“芸術空間に棲む”営為。ヨーロッパの都市と住宅のインテリアに、近代精神の発露を探る。
目次
序 現代に生き続けるモダン・インテリア
１ 都市空間のインテリア（街の玄関；本の壁；典雅な掘立小屋；光天井の饗宴；前世紀末のアトリウム；ミニマリズムの原点；アール・デコのリアリティ；マシン・エイジへの憧れ）
２ 近代生活とインテリア（ファブリックな室内；撞球室のある館；建築家の自邸；芸術に住む；椅子のある風景；１９１８年の建て売り住宅；生活を収納する家具；散策の仕掛け）
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
★★★★★
1
『不思議な建築』の著者が、内部から近代の建築を眺める学術エッセイ。インテリアなど専門外もいいとこでして、残念ながらふーんという程度の感想しかもてませんでした。世の中に知らないことはたくさんありますね。図版多数なのは楽しいです。2010/10/07
Naota_t
0
2011/10/17 2011/10/17
