講談社現代新書<br> ジャパン・プロブレムの原点

講談社現代新書
ジャパン・プロブレムの原点

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  • サイズ 新書判/ページ数 217p/高さ 18X11cm
  • 商品コード 9784061490031
  • NDC分類 332.107
  • Cコード C0233

内容説明

突出した経済力のために、いまや日本は世界の中の孤児になりつつある。同質社会、透明性の欠加、生産性重視…。構造協議、スーパー301条など、経済摩擦の底にながれる根幹をえぐり「日本型資本主義」の転換を大胆に提言する。

目次

序 激動する世界と日本
1 「日本型資本主義」の時代?
2 「超」分権国家・日本
3 「透明性」の欠落した社会
4 「生産者重視」の社会
5 「プリ・モダン」の地下水
6 「感情的爆発」の可能性
7 「ロジスティックス」不足の日本
8 援助大国・日本の選択
9 不可欠な日本版「ペレストロイカ」
10 「異分化交流国家」を目指して

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

KAZOO

90
中谷先生が書かれた本で日本の資本主義というものをどのような方向へと導こうとしているのか、あるいはどのようにしたらさらに世界で認知されていくのかの問題点を探った本です。20年以上も前ですが、当時はやはりロジスティックが不足していたという認識が指摘されています。また経済は一流だが政治は三流ということも言われていました。いまもあまり変わっていない気がします。2016/04/26

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