内容説明
突出した経済力のために、いまや日本は世界の中の孤児になりつつある。同質社会、透明性の欠加、生産性重視…。構造協議、スーパー301条など、経済摩擦の底にながれる根幹をえぐり「日本型資本主義」の転換を大胆に提言する。
目次
序 激動する世界と日本
1 「日本型資本主義」の時代?
2 「超」分権国家・日本
3 「透明性」の欠落した社会
4 「生産者重視」の社会
5 「プリ・モダン」の地下水
6 「感情的爆発」の可能性
7 「ロジスティックス」不足の日本
8 援助大国・日本の選択
9 不可欠な日本版「ペレストロイカ」
10 「異分化交流国家」を目指して