講談社現代新書<br> はじめてのジャズ

講談社現代新書
はじめてのジャズ

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ 新書判/ページ数 220p/高さ 18X11cm
  • 商品コード 9784061488632
  • NDC分類 764.7

内容説明

ニューオーリンズ。場末のカフェの熱狂から、より楽しくより美しくを目指し、愛すべき偏屈たちの独自の音作りが始まった。ディキシーもビ・バップもみずみずしい魂のひとしずく。ジャズの流れをたどり、必聴の名盤50を紹介。

目次

1 ジャズ・ジャイアンツの輝く個性(マイケル・デイヴィス;ルイ・アームストロング;デューク・エリントン;バド・パウエル;セロニアス・モンク;チャールス・ミンガス;ソニー・ロリンズ;ジョン・コルトレーン)
2 ジャズはどこで生まれたか(天然の良港ニューオリンズ;スウィングしなけりゃ意味がない;スウィングの王様/ベニー・グッドマンの革新;KCジャズの担い手カウント・ベイシー;自己のスタイルを貫き通したレスター・ヤング)
3 モダン・ジャズの時代―1940年代(ジャム・セッション;ビッグ・バンドの崩壊;ビ・バップの誕生;即興演奏と譜面;ビ・バップを支えたガレスピー)
4 咲き乱れるモダン・ジャズの花―1950年代(クール・ジャズの誕生;彗星クリフォード・ブラウン;真夏の夜のジャズ)
5 円熟(モード)から拡散(フリー)へ―1960年代(60年世代の萌芽;ショーター=マイルスのモード奏法;ふたりのエヴァンス、ギルとビル)
6 エレクトロニクスがジャズを変えた―1970年代から80年代へ(ビッチェズ・ブリューがジャズを変えた;天気予報という名のニュー・グループ;マイルス・スクールの総代ハービー・ハンコック;フュージョンの流れ;ショーターの“より美しい音”;クルセイダーズの独自の世界;ニューグループ“スタッフ”)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

訪問者

2
初めてではないがはじめてのジャズである。それにしても講談社現代新書は1000番以下の古いものでも人気のあるものは新しいカバーにして重版しているが、本書は古いカバーのままである。ともあれ1980年代までのジャズの歴史が分かりやすく紹介されている。2021/09/15

がりがり君

2
30年前の本だった。2018/08/21

かす実

2
ジャズの歴史や重要なプロットが平たく把握できるので、初心者が手始めに読むには最適といった印象。ジャズって、カフェで流れてるようなお洒落なものだけじゃない。もっと熱くて泥臭い文化です。

misui

1
人物と技術で辿るジャズの歩み。名盤リストもあって助かる。2019/04/25

2兵

1
ジャズの歴史を学びたくて手に取った一冊。ニューオーリンズにおけるジャズの誕生、チャーリー・パーカー、マイルス・デイヴィスらによって生み出されたビ・バップ、モダン・ジャズからフリージャズを経て、ウェザー・リポートらで有名なエレクトロニクス、フュージョンへと至る過程が述べられている。新書ながら結構読み応えがあったし、最後の名盤紹介も定番ながら、ラスト一枚をビリー・ホリデイの"奇妙な果実"で締めているのが何とも言えない余韻をもたらしている。古い本なので80年代までしか取り扱ってないのが残念といえば残念。2018/01/06

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/85776
  • ご注意事項