内容説明
ニューオーリンズ。場末のカフェの熱狂から、より楽しくより美しくを目指し、愛すべき偏屈たちの独自の音作りが始まった。ディキシーもビ・バップもみずみずしい魂のひとしずく。ジャズの流れをたどり、必聴の名盤50を紹介。
目次
1 ジャズ・ジャイアンツの輝く個性(マイケル・デイヴィス;ルイ・アームストロング;デューク・エリントン;バド・パウエル;セロニアス・モンク;チャールス・ミンガス;ソニー・ロリンズ;ジョン・コルトレーン)
2 ジャズはどこで生まれたか(天然の良港ニューオリンズ;スウィングしなけりゃ意味がない;スウィングの王様/ベニー・グッドマンの革新;KCジャズの担い手カウント・ベイシー;自己のスタイルを貫き通したレスター・ヤング)
3 モダン・ジャズの時代―1940年代(ジャム・セッション;ビッグ・バンドの崩壊;ビ・バップの誕生;即興演奏と譜面;ビ・バップを支えたガレスピー)
4 咲き乱れるモダン・ジャズの花―1950年代(クール・ジャズの誕生;彗星クリフォード・ブラウン;真夏の夜のジャズ)
5 円熟(モード)から拡散(フリー)へ―1960年代(60年世代の萌芽;ショーター=マイルスのモード奏法;ふたりのエヴァンス、ギルとビル)
6 エレクトロニクスがジャズを変えた―1970年代から80年代へ(ビッチェズ・ブリューがジャズを変えた;天気予報という名のニュー・グループ;マイルス・スクールの総代ハービー・ハンコック;フュージョンの流れ;ショーターの“より美しい音”;クルセイダーズの独自の世界;ニューグループ“スタッフ”)
感想・レビュー
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