出版社内容情報
小さなご主人の家をめざして旅するコリー。スコットランドの公爵に買われたラッシーは、以前の主人であった少年に会いたい一心から600㎞を超えるはるかなヨークシャーへ苦難の旅をはじめる。感動作品。 小学中級から
内容説明
イギリス、ヨークシャー州の村に住む少年ジョーは、美しいコリー犬ラッシーを飼っていた。ところが、公爵がラッシーを買いとってしまい、ジョーは悲しみにくれる。遠い北の地へつれていかれたラッシーは、ジョーのもとへ帰るため、はるかな旅へと出発した…。映画化され、世界じゅうの人々に愛されてきた感動の物語の全訳。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
植田 和昭
14
名犬ラッシーは、昔テレビでやっていたように思います。今回、原作を読んで人間と犬との深い信頼関係が素晴らしかったです。犬を飼ったことのある人なら彼らの忠実さというものがどんなものであるかよくわかるでしょう。名犬がなぜ名犬たるのかこのお話は、語ってくれます。読んで良かったです。 2019/07/22
jima
9
読み終わるのが寂しくなる。1938年サタデー・イブニング・ポスト紙上に掲載した短編作品『名犬ラッシー 家路』が1940年に小説として単行本化されたそうだ。1950〜60年代にテレビでも放送。見たい!2024/04/03
ユカル
2
全訳だったらしいですね! とても好きな物語です^^ コリーが大好きになったのはこの本を読んでからです♪2012/07/31
ととろ
1
完訳だったので長かったのですが、結構グイグイ読めました。連続名作アニメ劇場みたいなのにピッタリです。最後、雪の中で倒れてしまったのに、どうやってたどり着いたのか?説明がなかったのはなぜだろう。コリー犬の生態については、詳しく書いてありました。2016/01/28
えり
1
小学生のときに読んだ大好きなお話。かなり感情移入して読んだ記憶があります。版画で描かれた挿し絵もすごく、今でも大切にしてます。そしてコリー犬ステキです!w