出版社内容情報
【内容紹介】
ねている間に手足と体をしばられ、台車にのせられて小人国の都につれてこられたガリバー……。小山のような人間に、都は大さわぎ!左足を鎖でつながれたガリバーは、小さな皇帝と会いますが……。小人国、大人国、飛ぶ島、馬の国をめぐる、ガリバーの楽しい冒険をえがいたイギリスの風刺文学の傑作。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ちゃこ
3
PSYCHO-PASS 観ていて、槙島君が言っていた「スウィフトのガリバー旅行記 に出てくる バルニバービの医者 」ってのが気になり、読み返した。「政党の幹部の頭を二つに切り脳を半分ずつ反対派の頭にくっつけたら調和のとれた考えが生まれる」シビュラシステム はこれが元になってんのか。すごいな。2019/03/31
くまゆう
2
しっかり読むと難しい本なのでとりあえず青い鳥でストーリーを追おうと思って。 子供向けにマイルドになった訳なのに、人間は愚かさがありありと描かれてるのが面白い(?)2023/07/05
ichi
2
小人の国に行ったりする…と聞いた話。当時、本当に地球にある国だと思っていました。どこかの宇宙にでもあればいいなあ(笑)2011/03/01
Kenji Iwata
1
なんとなく知ってたカリバーのはなしをちゃんと読んでみようと購入。
カタリナ
1
二年ほど前に一回読んだきりだけど、それまでまともにガリバー旅行記を読んだことがなかったのでとても面白く読めた。この青い鳥文庫のガリバーは児童向けになっているけれど、スウィフトのちくっと刺すような風刺描写はしっかり表現されているので大人が読んでも楽しい。ラピュータの章の研究所のお話がとても印象に残ったので、ぜひ大人向けのガリバー旅行記も読みたいと思った。