出版社内容情報
楽しさあふれるファンタジー童話の古典。 川べりでうとうとしていたアリスが、チョッキを着たウサギを追って奇妙でふしぎな冒険をする……。ナンセンスと言葉遊びで構成された、ファンタジー童話の傑作。 小学上級から
内容説明
川べりで本を読んでいるおねえさんのそばでこしをおろしていたアリスは、「…きっと、もうまにあわないぞ。」と、ひとりごとをいい、チョッキのポケットからとけいをとりだしたうさぎを追いかけて、うさぎのとびこんだあなにとびこみましたが―ふしぎな冒険と、ウイットあふれることばあそびで知られるイギリスのファンタジー童話の古典。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ソルティ
8
当時青い鳥文庫は本屋さんにいっぱい置いてあったし品揃えが豊富でこのシリーズばっか読んでました。昔は子供向けの本っていっぱいあったのに今は少ないですね。 そんなわけで名作と呼ばれるものもこれで読んだりしていて、アリスは続きの「鏡の国のアリス」もこれで読んだと思うんですが、読書メーターのリストにはないようで。 結局は夢で、メッセージ性はなくただ不思議な事が起こり続けるお話、っていう印象です。でもこれは子供のうちに読んでおかないとあちこちにネタとして放り込まれてるので桃太郎的に知っておくべきものですね。
れにぃ
3
実は高校のときに借りて、今回は購入したので再読。やっぱり言葉遊びが多いので原文で読みたい。さらさら読めて意外性はかなりあるからこの作品は大好きです。早く鏡の国のアリスも買いたい!2012/05/12
稲森
3
アリスという少女は物凄くリアルな少女だと思う。知ったかぶってみたり意地の悪い事を考えてみたりする。でも可愛らしい少女。たいていの人の少女時代に重なる点がアリスにはあるのではないかと思う。2011/12/18
1bit_memo
1
感性に影響及ぼされた本。何度も読み返した