講談社現代新書<br> 現代思想のキイ・ワード

講談社現代新書
現代思想のキイ・ワード

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  • サイズ 新書判/ページ数 196p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784061457881
  • NDC分類 104

出版社内容情報

【内容紹介】
ジル・ドゥルーズの「リゾーム」と「逃走」の線。ミシェル・フーコーの「脱中心化」と呪われた思想家ジョルジユ・バタイユの「蕩尽」。アルチュセールのマルクス読解につづくジャック・デリダの「ディコンストラクション」。クラックとしてのキイ・ワードに足場を求め、現代思想が伝統的西欧哲学を乗り越える現場に迫る。

脱構築――デリダ風にいえば、プラトンからフッサールにいたる西欧形而上学の「現前」(自己の自己への現前という自己同一性)中心主義、つまりロゴス中心主義を突破して、非現前的で非ロゴス的な社会的・歴史的現実へと接近することである。この仕事を、デリダは「ディコンストラクション」(脱構築)とよぶ。説構築とは、単なる否定でも破壊でもなくて、形而上学の内部にとどまりつつ、形而上学の土台をずらしゆるがして、未曽有の現実へと接近することである。外面的批判なぞは問題ではない。――本書より

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

giant_nobita

7
書名に即して、思想家の編み出した用語の紹介に徹すればいいのに、迂遠な文章による牽強付会な薄っぺらい論評のせいで、読むに耐えない本になってしまっている。たとえば「リゾーム」の解説では、ドゥルーズが流行っている、私も刺激を受けた、という程度の話がねちっこく4ページ余りにわたって展開されたあとにようやく「リゾーム」の説明に入る。現代社会では労働が消滅しているとか、近代市民社会は個人と個人の距離が小さいとか、都市生活者は音の暴力性に慣れることによって暴力不感症になったとかいう記述にも、いちいち首を傾げてしまう。2018/12/08

わたなべ

1
マテリーってなに!?教えてエロい人!2017/08/10

さぼ

1
0 現代思想について知識を深めたいと思うなら別の本を読もう。この著者のファンなら読んでもいいかも。ブックオフで100円だったけどそれでも時間を無駄にした感が……。2010/01/24

まれむりん

1
うーん・・・まあ当然のごとく、これだけ読んでどうにかなるものではない。2009/12/03

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