講談社現代新書<br> ツタンカーメンの謎

講談社現代新書
ツタンカーメンの謎

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  • サイズ 新書判/ページ数 213p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784061457492
  • NDC分類 242

出版社内容情報

【内容紹介】
燦然と輝く黄金のマスク。金銀宝石をふんだんに使った2000点を越す副葬品。ほとんど無傷のまま、3000年の永い眠りから覚めたツタンカーメンの王墓の発見は、発掘史上の“奇跡”といわれた。そして、相次ぐ発掘関係者の死は、“ファラオの呪い”の伝説を生んだ。特筆される業績も残さなかった短命の少年王が、これほど手厚く葬られたのはなぜか?絢爛たるエジプト第18王朝の繁栄の裏にはどんなドラマが秘められていたのか?発掘をめぐるロマンと歴史の謎に挑むスリリングな書。

“ファラオの呪い”――世に言われている“ファラオの呪い”の噂は、カーナボン卿が亡くなった時に起きた不思議な偶然が発端だった。カーナボン卿が亡くなったまさにその瞬間、カイロ中の電灯が消え、その停電の原因はその後の調査によってもわからなかった。さらに不思議なことには、カーナボン卿の子息のポーチェスター卿によると、彼の父が亡くなった瞬間に、故郷のハイクレアで、カーナボン卿の愛犬が突然苦しそうに吠え、ばったりと死んだというのである。「ロンドン・タイムズ」との独占契約でカーナボン卿に反感をもっていた世界中の新聞が、カーナボン卿の死を“ファラオの呪い”として公表した。――本文より

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

佐島楓

28
古代エジプトにしばし旅した気分になった。発掘されたツタンカーメンの人生を追体験し、死にまつわる謎、さらに発掘当時にもさかのぼり、「ファラオの呪い」と呼ばれた怪死事件をも追う。歴史や考古学はミステリーだと感心し、いっそうの興味も持てた。2014/12/30

tolucky1962

11
日本で著名な考古学者吉村先生の著。前半の王墓を掘り当てるまでの様子とそれまでの背景が面白かったところ。後半のエジプトの古代史は歴史の内容といういうより、掘り出したデータからこんな物語がつづられるのだなぁ、と感心。あと、ファラオの呪いはマスコミが作った寓話だそです。2016/10/29

heslkst

6
若くして亡くなったツタンカーメン。 死の謎は未だ分かっていない 昔、テレビに出てた吉村さんを思い出した。2016/01/13

らふぃん

2
⑦なかなか面白かったけど、出版年が1984年とちょいと古すぎるのが難点。2012/07/17

活字の旅遊人

1
これは昔々に。

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