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内容説明
科学のモットーは「実事求是」である。事実にもとづいて、真実を求めることだ。その科学の“鏡”に超能力を写してみると、どんな“姿”が見えるのだろう?本書を読めば、この世に現れた超能力と、その謎解きをする科学の双方を読者は楽しむことができる。
目次
1 “スプーン曲げ”を力学から見れば
2 “勘違い”も超能力のうち?
3 「気」の“超力学”の謎を解く
4 超能力は磁気を生むか?
5 電気もあやつる超能力…?
6 超能力は光学をゆるがせるか?
7 あるのかないのか、“水晶パワー”と“透視”
8 “カタカナ超能力”の正体
9 超常現象は量子力学を越えられるか?
10 それでも残る「ナゼ?」を解く
11 結論、そして読者へのアドバイス
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
へくとぱすかる
43
超能力と言うが、その現象が演者自身の意思や力によって起こされたものなのかどうか、という点には検証の余地があるだろう。エネルギーの視点から超能力を否定していく論調が多いが、マジックであることを示す二段構えになっているから、こちらを証明するだけの方が、すんなり理解できると思う。発行の数年後にブームになる「と学会」の本は、そちらをメインにしていたという印象がある。全体的に読みやすくて理解もしやすい本。刊行から30年。かつてのブルーバックスには、こういう初心者にありがたい本が多かった。この路線の新刊が読みたい。2023/03/02
キャベ
2
最近すっかり見なくなった大槻教授の本。 この本を俺が読んだのは中学生の時だったと思う…何年前!? この人、どんな事象に対しても、まず自分の専門であるプラズマが原因じゃないかと考えちゃうのが問題なんだよなー。
phmchb
2
『プリンに醤油でウニになる』の次に読み終わりました。
レコバ
1
ある漫画で超能力者が調子の悪い時はそういえばいいと言われていたのを思い出した。わりに不安定な先端科学を物差しにして不在と断定する手つきが読後感として少し残る感じ。2014/11/10
1977年から
1
1999年