ブルーバックス 量子の謎をとく - アインシュタインも悩んだ…

フレッド・アラン・ウルフ/中村誠太郎

講談社（1990/10発売）

• サイズ 新書判／ページ数 378,／高さ 18X12cm
• 商品コード 9784061328419
• NDC分類 421.3
• Cコード C0242

出版社内容情報

【内容紹介】
“Probably the very best of the……books.”

一般むけの量子物理の本としては、おそらくこれが最上のものではあるまいか。大変おもしろく、人を引きつける力があり、とてもわかりやすい。もしも量子力学の基礎をうまく、しっかりと話してくれる案内書が欲しいと思ったら、また、量子力学のパラドックスが創造的頭脳に対して何ができるか（どんな刺激を与えうるか）を知りたいと思ったら、この本こそ、まず最初に読まれるべきだろう。

――『Re VISION』

（本書は全米書籍賞“The American Book Award”を受賞した）

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[kaizen@名古屋de朝活読書会]

#説明歌　不連続量子力学。観測者観測対象影響与え。 p.s.量子力学を知らない人は、この本を３冊目くらいに読むのがお勧めです。 入門書として読むのには、お勧めできません。 最初の１冊は、もっとやさしい本をよんで、なんだこれはと怒り、 ２冊目は、難しい本をよんで、これではだめだと思い、 ３冊目に読んで、難しい本に書いてあったことが、よりわかりやすく書いてあるので安心という感じです。 いきなり、これを読んでも、わからないと思います。 実際に、この本で挫折しました。

2016/09/05

[マーブル]

我々の観察自体が結果に影響を与える。観察する者が世界（実存）を創り出す。関与する。選択する。決定する。 　哲学的な意味においては、納得できたような気持ちにもなるが、もう一度物理的に突き付けられてみると、やはり決して納得できているとは言いがたい。 　数々の天才たちが議論し、結論を出せていない分野に、おいそれと理解できたなどとはとても言えはしないのだが、何度も読んでいると少なくとも、耳馴染みはできてくる。後半は歴史から離れ、心との関連や、哲学的展開や、SF的表現など裾野は広がり、楽しくもあり、難しくもなる。

2020/01/18

[naoto]

量子の謎はとけませんでした、自分は。以前より、少し解釈は進んだような気はするけど…。だんだん話は哲学的になるし。量子力学をわかるには、"存在するとはどういうことか"みたいな哲学も要るのかも。

2011/01/05

[naoto]

1年ぶりに再読。この1年でわかるようになったかと思いきや…やっぱりわからん！頭が堅いんだろうか…

2012/05/11