ブルーバックス<br> カオスとフラクタル―非線形の不思議

ブルーバックス
カオスとフラクタル―非線形の不思議

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ 新書判/ページ数 197p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784061326521
  • NDC分類 415.5

内容説明

ニュートンの枠組を越えた新しい数学。今からほぼ十年前、「カオス」と「フラクタル」という言葉が相次いで誕生し、数学と科学の世界に大きなショックを与えた。カオスのほうはすぐに興味を持つ研究者が続出した。一方フラクタルは、70年代の終りあたりから、物理・地理・建築・美術・哲学などの分野の人々の注目をあび、一躍話題の中心となった。このカオスとフラクタルとはどんなものであろう。実は両者は密接な関係にあり、それを含めてわかりやすく解説したのが本書である。

目次

第1章 非線形とは何か
第2章 個体群生態学での非線形とカオスの発見
第3章 カオスの物理・カオスの数理
第4章 工学および数値解析とカオス
第5章 カオスからフラクタルへ
第6章 カオスとフラクタル―今後の展望

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

テキィ

7
ぼくが高校生だった80年台にカオスの本を初めて読んだ記憶がよみがえる。ああ、あの頃はやっていたのね。その本は入院した高橋君に貸したきりだなぁ。なんていう本だったんだろう? さて、この本は数式が結構出てくる。数式は日本語じゃないので、ぼくにはちょっと読みづらいんだけど、数式でしか伝わりにくいこともあるのでこれはこれでいい。ブルーバックスってこんなに内容難しかったっけ?それに比べて最近の新書はわかりやすくなったな。まぁ全体にバカになっただけか。w2010/08/29

Galileo

1
学生のときは読書=熟読だったので、最初の証明で止まってしまいました。今回はわからない箇所でも気にせず、先へ進みました。カオスは決定論から非決定論への変化、フラクタルは自己相似ということでしょうか。2022/10/04

ちくわん

0
昭和61年、第1刷。当時は流行ったよな~。

ぴろし

0
所蔵印ぽち。2015/01/24

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/33489
  • ご注意事項