講談社の創作絵本<br> ミシンのうた

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講談社の創作絵本
ミシンのうた

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  • サイズ A4判/ページ数 36p/高さ 22X27cm
  • 商品コード 9784061325678
  • NDC分類 E
  • Cコード C8771

出版社内容情報



こみね ゆら[コミネ ユラ]
著・文・その他

内容説明

ミシンがうたえば、すてきな服ができあがる。こみねゆらがおくる、女の子たちのものがたり。

著者等紹介

こみねゆら[コミネユラ]
熊本県生まれ。東京芸術大学絵画科、同大学大学院で油絵を学ぶ。1985年に渡仏、パリボザールに通う。1992年、初めての絵本『Les deux soeurs』を出版。1994年に帰国後、絵本作家、イラストレーター、人形作家として活躍。『さくら子のたんじょう日』(童心社)で第10回、『ともだちできたよ』(文研出版)で第18回日本絵本賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

浅葱@

51
満月にミシンを踏む見習いの娘。このミシンのうたを聴ける力が服を作っていく。見習いが勝手に服を作ってはいけないと叱られるけれど、不思議に服はぴったりな人に売れる。でもどうなるのだろう?と、どこか心もとない気になる。そして出来上がる2枚の服。二人の女の子が駆けていく時、夜明けの明るさを感じた。2014/06/01

tokotoko

49
街の洋裁店で見習いとして働く女の子。毎朝、小さな手回しミシンが飾られた窓を拭いてます。使ってみたいなぁって思いながら。一日中、働く毎日。心はどんどんミシンでいっぱいになります。そんなある満月の夜・・・。現実と夢を行ったり来たりするお話。幻想的な優しい絵が、どんどん夢を大きくしてくれます。そして、とっても素敵な最後。明日からをね、ほんのり照らしてくれるようだったよ。2014/05/18

花ママ

47
〈ニコルの塔〉の挿し絵で、初めてこみねさんを知りました。この絵本も繊細な描写と色使いに心ひかれます。内容は見習いのお針子さんと不思議な手回しミシンの話。シュールでファンタスティックな内容で、小さい子にはちよっと難しいかな。2021/05/16

よこたん

46
“まんげつのよる、ミシンが わたしをよんだ。おいで おいで つきのあかりがさす まどべへ。いっしょにぬおう。うたをうたおう。” 聞こえるのは、ミシンをカタカタカタと回す音だけ。ミシンが歌う世界に心は飛び、不思議な服が縫い上がる。これは洋裁店見習のわたしが見た夢?それとも古い小さなミシンが見た夢?まさか満月が見た夢なのか? ひんやりと仄暗い絵にすぅいと惹き込まれる。昔、私の家にも古い足踏みミシンがあった。裁縫の宿題をやるのに、おっかなびっくり、カタ、カタカタタ、カタンと回した。何も歌ってはくれなかったなあ。2022/04/16

小夜風

39
【図書館】洋裁店のウィンドーに飾られた古い小さなミシン。見習いの私はそのミシンがいつも気になります。満月の夜、ミシンに呼ばれてるような気がしてミシンを回してみると…。こみねゆらさんの絵は本当に素敵♪満月の夜にだけ作られる服、その服にぴったりな人たち。ある意味ホラーのような気もしますが、絵が可愛らしいので、何とかファンタジーとして読めるかな。2014/04/15

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