講談社文庫<br> ふしぎな目をした男の子

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講談社文庫
ふしぎな目をした男の子

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  • サイズ 文庫判/ページ数 205p
  • 商品コード 9784061313538
  • NDC分類 913.8

出版社内容情報

【内容紹介】
コロボックルが本気で走れば、人間の目に見えるはずはない。ところが、ふしぎな目をした男の子のタケルは――。へそまがりのツムジのじさまとタケルの出会い、奇妙な友情。町の発展につれて汚れてゆく池を救おうとする、わんぱく小僧のタケル、陰で助けるコロボックルたち。自然と人間の調和を願う物語。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

みとん

6
4巻。で、今のところの最終巻。あとがきで「シリーズとしては未完のつもりではある」って書いていたし。今回は、今までのようなコロボックル小国の発展の内容とはちょっと違った。3巻のラストのことがあったからか、小国の掟が変更され、「自分の気に入った人間には姿を見せ、トモダチになってもよい」ことになった。それに腹を立てた物知りで偏屈なツムジまがりなじいさんコロボックルと、コロボックルの本気の走りを目に捉える事ができる不思議な男の子との交流。そして、自然の大切さを描いた、ちょっと番外編とかそんな雰囲気の作品でした。2016/01/27

みんち

4
引き続き佐藤さとる氏の「コロボックル物語」シリーズから、「ふしぎな目をした男の子」を読了。これは前作「星からおちた小さな人」からの続編で、あれから更に年月が流れ、コロボックルたちの社会に大きな変革が訪れる、という物語。今までコロボックルたちの友人として毎回、強力な助っ人として登場していた「せいたかさん」一家はとうとうこの巻から未登場。おチャ坊とオチャメさんのその後も気になったんだけどなぁ(笑) ミツバチ救出作戦の後、コロボックルの指導者たちの間で話し合いが行われ、新しい決まりが作られることになった。2017/03/02

めぐ

0
★5

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