出版社内容情報
【内容紹介】
稀世の英雄曹操が、献帝を擁して丞相の権力を握るには多くの敵がいた。袁紹・袁術の名門と、一代の猛将呂布があり、関羽、張飛の豪雄を従えた義将劉備あり、呉には孫権がいる。敗残の旅を続ける劉備は待望の軍師孔明を迎えたが、南征の曹操50万の大軍を前に、孔明の神算鬼謀は如何なる軍略を策するか。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
HaruNuevo
5
呂布の滅亡、関羽千里行、官渡の決戦、三顧の礼、諸葛亮出廬、長板橋の燕人張飛、そして赤壁に至る道のり 三国志の世界は芳醇だ2022/04/09
逍遥遊
3
10-01-2022301 劉備って弱いね。孔明がいなけりゃ死んでんぢゃん。関羽の軍師として孔明がついた方がよくない?曹操ってプレイボーイなんだ。ふーん。孫権はボンクラってこと確定。2022/03/01
東森久利斗
2
劉備、曹操、孫権、諸葛亮、関羽、張飛、趙雲、呂布、姜維張遼、徐庶、袁紹、周瑜、夏侯惇、…。さらに、地名まで。読めない、区別がつかない、覚えられない、三重苦。三国志ならぬ三極志。史実と物語性の配分、主要登場人物への感情、善悪の評価を廃したキャラクター設定、長大な歴史絵巻を簡潔、分かりやすく、ダイナミックに集約。重からず軽からず、三国志入門編には最適? 巻頭に登場人物説明と地図が欲しい。2020/12/22
inami
2
◉読書(再読) ★3.5 袁術がいよいよ、徐州を征すべく、二十余万の大軍を起こし呂布の討伐に・・〜・・孫権に曹操から書状が届く、それは「曹操百万の兵と将軍(孫権)とともに江夏を攻め、劉備を伐って、土地を分ち、永く同盟を結ばんと欲す」・・というもの。そこで孔明が呉に乗り込み・・孔明とのやり取りに・・周瑜は「孔明の見識は、この周瑜の十倍する!」「孔明という男、必ず、子の手で除いてくれる!これは、神かけて誓うぞ」と、・・さあてどうなる・・2017/09/04
秋乃みかく
1
★★★★★ 再読。いよいよ孔明出廬。まさに神算鬼謀の軍師として描かれているのがカッコいい。とにかく面白い♪2012/08/30