講談社文庫<br> だれも知らない小さな国

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講談社文庫
だれも知らない小さな国

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  • サイズ 文庫判/ページ数 227p
  • 商品コード 9784061311831
  • NDC分類 913.8

出版社内容情報

【内容紹介】
幼い心にうまれ、だれにも知らせず大切にはぐくむ自分だけの世界。そのだれも知らない小さな国が、外界とのふれあいによって次第にひらかれてゆく姿を、ふるさとの静かな小山とそこに住むコロボックル=小人にたくし、さわやかにえがく。アンデルセン国内賞・毎日出版文化賞受賞の懐かしさあふれる名作。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

むつぞー

25
『コロボックル絵物語』を読んだら、読みたくなったので。どこにどの本があるか判らない私の本棚ですが、数少ない判る所においてある本。子供の頃からの愛読書です。新たになった文庫版もちょっと欲しかったりする(笑) いつまででもきっと大好きな本だと、自信を持って言えますね。2014/05/29

ふじ

16
図書館の主最終エピソードから。あれを読んだら読まずにはいられない。主人公が子どもの頃に見つけた秘密の小山。いつかここを自分の山にしよう…そして大人になり、物語が動いていく。時代背景が戦前から戦後で、もしや内容が古いかな…?と思いきや、コロボックルが出てくるあたりから全くそんなことはない。自分だけの大事な世界がある豊かさよ。私もそんな大人になりたかった…懐かしさ、羨ましさも感じつつ読了。コロボックルかわいい。2019/04/12

サン

12
有川浩さんが、誰もが知ってる小さな国を出版したので、初めから読んでみました。こんなにおもしろい話だったとは!はじめは、ひらがなが多い仕様でしたが、主人公が成長すると読みやすくなりました。次巻も読みます。2016/09/28

仔熊のベンジャミン

5
きっとこの世で一番好きな本がこれだと思う。 こんな世界を描ける佐藤さとるさんが大好き。 村上勉さんの挿絵も大好き。 この本が好きだという人も好き。 なんだかわかんないけど泣けるくらい全部が好き。

うき。

4
こどもの頃、大好きで大好きでたまらなかった物語。新たに文庫で出るんだーと新刊コーナーでみつけたものの、もったいなくて躊躇っていたのだけど、とうとう再読してしまった。30年近くぶり!ああ、ああ、おハギちゃん…!愛おしい。そして小説としてのこの完成度。佐藤さんが書き直したくなっている部分がどこなのか却って気になるわ〜。2011/06/11

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