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出版社内容情報
【内容紹介】
幾多の女人(にょにん)との恋のかけ引きに疲れる源氏の心に、可憐な少女の存在が日々大きくなる──。哀しいまでの恋を雅びに描く大和源氏の華麗な世界。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
おくちゃん🌸柳緑花紅
57
なんて罪深い。なんて美しい。なんてひどい。2017/03/17
さなごん
34
この歳になると「お前いい加減にしろ!あっちこっちにいい顔してるからそうなるんじゃ」と説教してみたくもなる。この時代の女性は待つしかないから辛いよな2015/12/24
双海(ふたみ)
15
朝顔の姫君、好きだ。朧月夜の君の台詞「涙など流さない女だとでもお思い?」がなんとも彼女らしくていい。2014/09/28
呉藍
15
私は「源氏物語」の登場人物の中で、花散里の君が一番好き。もしもなるなら彼女がいい。特別な美人でなくとも、気立てがよくて穏やか。人に無理させない人。そして源氏に信頼され、やがては一人息子を任されて。ゆるやかな幸せを大事に出来る女性だと思うのです。2011/05/17
よみこ
10
表面的に女性目線から見れば、身から出た錆かなと思いますね。紫の上を騙して云々は、現代人の考えからすれば信じられないし腹立つけれど、当時の男尊女卑社会からみれば、紫の上はずいぶんと大事にされていたのかもしれない。腹立ちますけどね。/「いつまでも溶けぬ氷もいつまでもほぐれぬつぼみもありませんわ きっといつか氷が溶けて 水が流れ 冬を越えて芽を出します」 非常に花散里らしい台詞だなと。2013/07/06