出版社内容情報
【内容紹介】
やり手のディレクター、門前市郎がスカウトした新人歌手、小百合チエには門前自身も驚くような“秘密”があった。彼はこの秘密を利用して芸能界に君臨すべく策謀をめぐらせるのだが……。異色のSFドラマ、ここに登場!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
sababanana
1
無茶苦茶、トンデモ話……でも結構好きw テレビでも言ってたけど、本当に他の作品に埋もれてるし、政治家のおっちゃんの描きわけ凄い。2013/08/07
大泉宗一郎
1
『アトム』や『ブラック・ジャック』などが先行して、あまり知られていない作品ですが、膨大な量の著書に埋もれた佳作といえる存在だと思います。 現在に知られている手塚のタッチとはだいぶかけ離れたデザインですが、中身は相変わらず面白い。 ナンセンスで常識外れ、台詞の端々に冴え渡るセンス、ユーモラスな物語、まさに手塚治虫です。手を出そうと思っている方、読んでも損はないと思います。2013/07/08
こひた
0
敏腕だが人間味のない反抗的D、性格に呆れているが腐れ縁が切れない美人秘書、空腹で容貌が急変する歌手、相思の売れない漫画家はDに絡んでビルの土台に落下しジレッタという妄想状態へ。ハリウッドプレイボーイに二重性がばれないよう、階段の行き来で空腹度あげさせる際にDの激励が高地族や君原選手の名を挙げる。重低音の波長が集中すると・・・?特定の情報源に国家レベルで注力した時の危険が寓意。2016/04/24
hibimoriSitaro
0
まったく手塚治虫は何にでも手を着けてるんだからなあ。お馴染みの絵柄と違うんでよっぽど古いのかと思いきや『バンパイヤ』より後だった。サンデーコミックスの『どろろ』についてた『フースケ』を読んで面食らったのを思いだす。2014/04/30
dani
0
ジレッタは主人公の名前かと思ったら。。。無茶苦茶なこの話。さて、どうなるのやら。2011/12/29