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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
白義
9
追い込まれるほどにどんどん堕落していく人間の性が誤魔化しなく描かれている。軽い浮気心で騙されて家を失い家庭内暴力と酒と煙草の三連コンボ、そうした心性を利用してさらりと一線を踏み越えさせながら、今度は欲にまみれた人間の渦巻く市議会選挙編へ。地方政治らしい腐敗と豪遊だが今でもこれに関しては事情が変わっているように思えないのがなんとも読んでいて複雑である。社会の裏の仕組みを効率的に描きながらそれを自然と欲の絡んだストーリーに組み立てるのが上手く、話と話の繋ぎも案外自然。連帯保証人の怖さがとことんよくわかるお話だ2018/06/26
文吾
9
★★★/古い作品なので法律もだいぶ変わったりしてるんだろうなーと読了。需要と供給。こわいね。2018/04/10
かばお
9
裏書っていうのは、つまり約束手形を譲渡することなんやね。へ~。2017/05/14
sweet november
8
連帯保証人には絶対になってはいけない事が良くわかりました。2018/05/29
駒場
1
クラブのママに言われて連帯保証人になった公務員が、金のために破産しそうな業者の名簿を売る。その名簿からたどり着いたのは、社長と市議の二足のわらじを履いた男!選挙で再選できると信じて金をつまみまくる男に貸したその額7000万円を、ほかのサラ金に先んじてどうにか回収しようとする……。このマンガ読むと、保証人、ダメ、絶対という認識を改めて持つ。そして公務員は保証人として強いからたかられるのであった2020/11/04