モーニングＫＣ ナニワ金融道 〈１〉

青木雄二

講談社（1991/06発売）

• サイズ コミック判／ページ数 1冊／高さ 19cm
• 商品コード 9784061027541
• NDC分類 726.1
• Cコード C9979

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[kokada_jnet]

帝国金融の社員の苗字は、桑田、元木、吉村と巨人の選手からばかり、とられているが。社長の金畑は金田と中畑を合体させた名前かなあ。また、主人公の灰原達之は、原辰徳に由来しているのね。高山部長だけ、由来がわからず。

2022/10/09

[白義]

えげつないけど違法ぶっちぎりではない、社会の裏の裏まで知り尽くした知識からそれを悲喜こもごも、スリリングな取り立て劇に仕立て上げるストーリーテリング。今となってはどれほど実情にあっているのかはわからないが、下手くそだが濃密な情報量のある絵もあって異様な説得力を醸し出している。主人公が割と丁寧口調で善人な分、中身の悲惨さも強調されていて、当初は温情を見せていたのに顧客に騙された途端「こんなやつにも飯を食わせるんですか」と自然に人格が非情に傾くのが怖すぎ。バレなきゃ犯罪じゃない精神が自然に描かれているのも凄い

2018/06/25

[文吾]

★★★/初読み様。ドラマ版も見てないし全くの初でしたが、何気に勉強になりました。闇金とは違うみたいなので表現はさほどえげつなくないと思う。時々こういうの読んで危機感を持つのもいいかもしれない。

2016/06/14

[かばお]

地獄の沙汰も金次第、民法の勉強で読みます。 手形とはなんぞや。

2017/05/14

[arsogit]

読んでて勉強になった。借金は怖いな。そして何より無知が怖い。金融関係の知識は大事だな。使うかどうかは分からないし、使わないに越したことはないがいろいろ知っておくべきだと思った。/契約文やらなんやらが全て手書きなのは昔の漫画って感じで懐かしい。調べてみると1990年に連載開始とのこと。もちろんこの頃は登記簿も紙だし、当時を知るいい資料にもなっている。

2023/03/26