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学研M文庫
わが柔道―グレイシー柔術を倒した男

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  • サイズ 文庫判/ページ数 291p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784059020547
  • NDC分類 789.2
  • Cコード C0175

出版社内容情報

グレイシー柔術の祖、ヒクソン・グレイシーに勝った男、木村政彦。彼自身が語る、激動の半生。生い立ちから、全日本大会3連覇。南米にわたってのグレイシーとの試合。山下との対談を盛り込んだ、柔道ファン待望のバイブルが完全復刻。   

内容説明

木村の前に木村なし、木村の後に木村なし。十余年間不敗をほこった、不世出の柔道家の待望の自叙伝。全日本選士権三連覇という偉業を達成するまでの修行の日々。軍隊、戦後の闇屋・用心棒稼業の荒んだ生活。プロ柔業・プロレスの旗揚げと、力道山との確執。そして、海外での真剣勝負。グレイシー柔術を破ったのは、この時のことである。実戦から体得した訓練・調整法、創意工夫した技の写真付き解説、山下泰裕との対談も収録。

目次

心に残ることを
喧嘩の弱い少年
鎮西中学時代―弱虫が大将に
四度の苦い思い出
勝負師の道へ
全日本三連覇
弟思いだった姉
牛島塾のころ
天覧試合に勝つ
軍隊で―柔道に救われた私
闇屋ぐらし
がむしゃらに働く
木村柔道の復活
プロ柔道、プロレス
プロの意地を知る
拓大復帰
創意工夫の柔道
木村政彦氏と私
対談「十連覇までがんばれ」(木村政彦・山下泰裕)
木村柔道の実技

著者等紹介

木村政彦[キムラマサヒコ]
1917年、熊本県生まれ。鎮西中学から、拓殖大学商学部予科に入学、’41年卒業。この間、’37年から全日本選士権三連覇、’40年には天覧試合で優勝する。’49年に全日本選手権に優勝後、プロ柔道、プロレスに活躍の場を移し、世界各地を転戦。この時、ブラジルでグレイシー柔術家、エリオ・グレイシーを破った。’61年に拓殖大学に復帰。’65年、母校を大学選手権優勝へと導く。1993年、逝去
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

出世八五郎

2
木村正彦自伝。フリーライターなどにインタビューさせて書いた方が面白かった印象あり。文章がばらばらに散逸していて盛り上がりに欠けるが、犬を食ったことなども書かれている通り、全て正直に書かれている模様。エリオ・グレイシーの腕一本折って勝利した柔道家も凄いがエリオもあっぱれだ。一日24時間練習する男。この時代の柔道ルールは時間性がなく、3時間勝負とかあったらしい。その代わり、勝負が決まる時は鮮やかだった。柔道を木村の時代のルールに戻せば、柔道人気は復活すると思える。

RK59320

1
木村の前に木村なし、木村の後に木村なし、である。正しい意味での破天荒とは、正にこういった人のことをいうのであろう。2021/05/08

masa tacha

0
誰か漫画(ギャグ漫画)にしないかな?と思った。2015/05/10

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