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学研M文庫
日本の海軍〈下〉躍進篇

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  • サイズ 文庫判/ページ数 445p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784059011231
  • NDC分類 397.21
  • Cコード C0121

出版社内容情報

日本海海戦に敗れた日本海軍は、やがてアメリカとの対立を目標とした太平洋時代、軍縮時代、そして航空機が主役となった太平洋戦争に突入する、あえなく破れた崩壊への後半期。日本海軍の絶頂から崩壊までを詳細に描く、日本海軍史の決定版。   

内容説明

日露戦争での日本の勝利は、世界の海軍国に脅威を抱かせた。第一次世界大戦以降、建造艦・保有艦数において常に不利な立場を余儀なくされた条約。その裏で繰り広げられた列強との政治的攻防。益々激しくなる陸軍との確執。そして内部でも「海軍一家主義による組織の硬直が、上層部を艦隊決戦に固執させる」という最悪のシナリオで崩壊が始まっていた。連合艦隊の落日までを描く、日本海軍興亡のクライマックス。

目次

第5部 太平洋時代(開幕;八八艦隊)
第6部 建艦休暇期(ワシントン会議;ロンドン会議;休暇は終わった)
第7部 海と空(ふたたび建艦競争へ;日本の潜水艦;海軍航空隊;情報戦)
第8部 太平洋戦争(真珠湾奇襲;南海の激闘;帝国海軍の落日)

著者等紹介

池田清[イケダキヨシ]
1925年、鹿児島県生まれ。1944年、海軍兵学校卒業。「摩耶」「武蔵」「伊47号潜水艦」で太平洋戦争に参加。1952年、東京大学法学部政治学科卒業。大阪市立大学、東北大学(名誉教授)を経て、2000年、青山学院大学で定年退職。専攻はヨーロッパ国際関係史
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