学研M文庫
アメリカ独立戦争〈上〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 318p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784059010623
  • NDC分類 253.04
  • Cコード C0122

出版社内容情報

                                                                                                                         

内容説明

アメリカ独立戦争の20年前、若きジョージ・ワシントンは、フランスと覇権を争うイギリス軍に加わっていた。七年戦争でのイギリスによるアメリカ征服から植民地課税の問題、ボストン茶会事件、そして独立戦争勃発へ―戦闘における布陣や戦術、イギリス本国の視点という二面から克明に描き出した類のないアメリカ独立戦記。

目次

序 辺境植民地での争い(青年ワシントンの戦い;フランス攻勢下のイギリス植民地)
第1部 アメリカの征服(政界再編;ピットのリーダーシップ;奇跡の年;新しい世)
第2部 帝国維持の経費(植民地課税の試み―印紙法;植民地課税の試み―タウンゼンド諸法;小康状態;茶法後の抗英運動と和解の試み)
第3部 独立戦争勃発(武力衝突から独立戦争へ)

著者等紹介

友清理士[トモキヨサトシ]
1967年、東京都に生まれる。1990年、東京大学理学部物理学科卒業。同大学院にて宇宙物理を専攻し、修士課程を修了。1992年、株式会社研究社に入社し、電子辞書開発を担当するとともに各種英和辞典の制作にも携わり、現在に至る
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Tomozuki Kibe

2
アメリカ独立戦争について、全くの好事家が書いた大書。七年戦争についてたっぷりとページを割いているあたり、「歴史のずり上がり」を感じる。下巻に続く。2019/08/17

May

2
下巻で。2016/08/22

うたまる

1
「我が国の北アメリカ植民地がフランス領と接していることは、植民地の本国への依存の最大の保証である」……世界史でさらっとしか学ばないアメリカ独立戦争のお勉強。上巻はその経緯の説明として、対仏七年戦争を重点に描く。イギリスが北米でフランス勢力を駆逐したことで本国の助力が不必要となり、更に戦費負担のための増税を嫌い独立へと傾いた。皮肉なことだが、味方を繋ぎ止めたければその味方の敵を温存しておくべし、ということだ。だから、現代日本の国境問題も決して解決できないんだな。他、ボイコットとマガジンの語源が知れて得した。2016/12/05

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