学研M文庫
反・太閤記―光秀覇王伝〈6〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 277p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784059000549
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

秀吉を滅ぼし、中国・四国・九州の諸大名を従え事実上の「公儀」を樹立した光秀の目は、当然、東に向かった。東海平定のカギは上杉景勝にあると見た光秀は、密使を越後春日山に送った。残る大敵・徳川家康の巻き返しはなるか? ついに堂々完結!   

内容説明

秀吉を滅ぼした光秀は、中国・四国・九州の諸大名を従えて、事実上の「公儀」を樹立した。光秀の目は当然、東に向けられた。残る大敵は東海一の弓取といわれる徳川家康である。光秀は東海平定にあたって、二つの政略を実行に移した。一つは征夷大将軍任官であり、もう一つは上杉景勝との同盟である。家康包囲網がじわりと締めつけられた。家康の巻き返しは成るのか?シリーズついに堂々完結。

著者等紹介

桐野作人[キリノサクジン]
1954年、鹿児島県に生まれる。歴史作家。豊富な資料に裏打ちされた鋭い視点で、硬直した史実の影に埋もれた歴史の真実を見つめなおし、新たなる発見に挑む
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

長重

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[再読]何度目かになるか解らない再読。 シリーズの読み返しをこの6巻途中で止めて、ラノベ等の積み本消化にあてて何ヵ月も放置していた最終6巻を読了。 歴史群像新書の仮想歴史物は何冊も手元に取ってあるが、その中で一番好きなシリーズ。 起承転結が、きちんとしていて、家康・秀吉討伐後、光秀がどんな政治体制を築き、政権内部に不安定要素を残したのか的な話まで描いてあるのでとても気に入ってます。2015/12/17

こうめい

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徳川家康を降して天下統一し完。ただし、後日談があるのならば光秀が死んだら豊臣家よろしく分裂し徳川家康や伊達政宗あたりが天下とりそうな体制になってており、江戸幕府みたいな安定性がなさそう…。全体的には、登場人物の多さにおどろかされた。作者がよく当時の資料を調べあげた結晶だと思われ、それによりフィクションながらリアルな小説でおもしろかった。2013/07/02

咲庵@しあわせ運べるように

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天下統一!だけど、すごく内乱が起こりそうな体制だ…2011/09/04

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