学研M文庫
天下一統―異戦国志〈13〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 289p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784059000365
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

胸に秘め続けた小一郎秀長の遺言通り、ついに天下人への野心を燃やし始めた黒田如水。一方、征夷大将軍に就任し、徳川幕府を開いた徳川家康。その二人の権力者には忍び寄る死の影が。最終決戦に臨む東西両軍、天下は果して誰の手に? 大人気シリーズ完結篇。   

内容説明

豊臣家の窮状を目の当たりにし、小一郎秀長の遺言通り、再び天下人への野心が芽生え始めた黒田如水。一方、征夷大将軍に就任し、徳川幕府を開いた徳川家康。二つの勢力の権力者には、奇しくも同様に死の影が忍び寄っていた。最終決戦に挑む東西両軍。長い乱世に終止符を打つ、真の天下人とは果して誰なのか?歴史シミュレーション超大作、ついに堂々完結。

著者等紹介

仲路さとる[ナカジサトル]
1959年、北海道桧山郡に生まれる。1994年、初めて書いた小説『異戦国志』が、第一回歴史群像大賞を受賞。その後、単行本化された『天下一統―異戦国志』が絶大な人気を博し、全13巻の大作を書き上げる。歴史群像新書で異戦国志外伝『新真田十勇士』全5巻も完結。現在、新作を準備中
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Kaz

5
最終的に政宗が天下人となった。それ自体は悪くないんだけれど、家康が天下統一するのは史実と変わらずそのあたりが少し不満。家康VS政宗もしくは、家康暗殺~再び戦乱~政宗の天下統一、くらいの思い切った展開が読みたかった。などと不満を述べていますが、十分に楽しめたシリーズでした。後半に入ってからは、先が気になって気になって・・・。歴史フィクションにはまりそうです。2014/01/31

サムライマニア

3
★★★☆☆ 面白いシリーズだった。読んでいた時期が小学生だったこともあって、次が楽しみでもありました。ありがとうございました!

坂城

3
IFものはあまり手を出さないが手を出し、最後まで読み、手離していなかった唯一の作品だった。改めて読み直したら結構忘れていて新鮮に読めた。正直当時もそこまで惚れ込んでいる訳ではなく、今回読み直してもやっぱり変わらない。更に後半になればなる程文章が現代っぽいものが表れ、会話も妙に軽かったり、「ああん」には吹かずにはいられなかった(笑)、がやっぱり憎めないというか作者が楽しいんだろうなというのが伝わって嫌悪感が湧かない。続編の真田十勇士だかも当時は読んだものの手離していたようだ、残念。家康の夢も機会があったら2013/11/14

らちぇ

3
遅れてきた戦国武将伊達政宗。作者は信長が生きて戦国が長引いてこの結末になると枠組みを決めてたんだろうかなと推測しました。Ifノベルとしては珍しい長編を読み終えた時、納得させられる説得力がある内容でした。惜しむらくは架空人物を実在人物を動かす為に使わなくてはいけなかったと書いてますがちょっとメインになりすぎたのはどうなのかなぁと。姉山竜国や猿助は出番が多すぎというのが唯一のマイナス。それ以外は読みごたえのある内容でした2012/04/12

サガン。

3
これにてシリーズ終了。フィクションとはいえ、歴史小説で「ガーン」とかいう描写は笑える。2010/06/12

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