出版社内容情報
初対面でやらかしレディ、自己紹介謎めきすぎサン、なんかうちの子すごいのママ……あなたを日々悩ませる、「害はないけど面倒な人」への対処法を野々村友紀子がズバッと指南。仕事場、ご近所、そして家庭内でのさまざまな人間関係改善に役立つ一冊です。
目次
第1章 そこらへんにいるアカンヒト(違う違うそれは違う全否定さん;どーでもいいミニクイズ出したガール;いらんこと報告委員会 ほか)
第2章 子育てしてると遭遇するアカンヒト(ストイックすぎるママ;初対面でやらかしレディ;なんかうちの子すごいのママ ほか)
第3章 職場に生息するアカンヒト(自己紹介謎めきすぎサン;怒ってるとこ見せちゃウーマン;遅れてきたちゃぶ台上司 ほか)
著者等紹介
野々村友紀子[ノノムラユキコ]
1974年8月5日生まれ。大阪府出身。2丁拳銃、修士の嫁。芸人として活動後、放送作家へ転身。現在は吉本総合芸能学院(NSC)東京校の講師、著書・脚本等の作家業に加え、メディア出演など多方面で活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ma-bo
75
「あかん」完全に関西弁やな。著者は最近TVにも良く出てる二丁拳銃修士の奥様、野々村友紀子さんです。アカンヒト=ダメなヒトではなくて、悪い人ではないんだけどちょっとめんどくさい人と定義してます。関西人にとってあかんは確かに完全否定じゃないニュアンス入ってるよな(言い方にもよる💦)。そのちょっとめんどくさいタイプのアカンヒトの生態を細かく面白く分析。人生色んな人と遭遇するよな(自分も他人から見たらアカンヒトの部分あるやろし)。肩肘張らずに気楽に読める本です。野々村さんも本書が人との関りや、自分を見つめ直す↓2022/01/24
さっちゃん
49
読んでいて当てはまる人の顔がチラチラ浮かぶ。読みながら「わかるわぁ~」の連続。心の中のツッコミも面白い。でも一番アカンヒトなのは、これを読んで「いや~こんな人いるわぁ~(笑)」と笑いながら自分も当てはまっていることに気づけない人かも。自戒を込めて読了。2022/02/04
きりん★
36
野々村さんが鋭いツッコミを入れるアカン人たち。ニヤニヤしながら読みました。どんなアカン人も近くにいますが、あだ名がついてるのが面白くて、そんな人にあったらアレはあのタイプやな、とほくそ笑むと思う。私の近くでよく見かけるのは「ステルス自慢」の人です2023/09/30
assam2005
21
図書館で目についたので手に取ってみた。世間一般で言われているアカン人。本当にこんな人いるかあ?メディアやネットの中だけじゃないのか?そういう人への切り返し方はちょっと「おお!」その機転はさすがです。でも、それよりもコラムの方がひかれた。年齢と共にライフスタイルが変わり合わなくなっていく友達との関係や、仕事で同じ失敗を繰り返す人に対してどうするか。何事にも完全を求めるのではなく、別にそうじゃなくてもいいじゃないという余裕を持つことが大事なのかな。2023/07/22
スリカータ
19
ズカンというほど項目は多くない。いるいるこんな人。中にはセリフの一字一句ドンピシャな人までいた。ということは、自分が思った以上にアカンヒトは世の中に多いのだろう。最後に著者の対談があり、対談相手と著者がアカンヒトというオチ。当然、読み手も自戒を込めて、という感想になりますよね。イラストが面白かった。2022/02/09