出版社内容情報
「かわさき市民アカデミー」が生涯学習の場として提供している講座から、近未来の科学技術を紹介。「カーボンニュートラル」、「地震活動を検討する深層ニュートラルネット」などのテーマを、最前線で活躍する科学者が解説する。
内容説明
「かわさき市民アカデミー」は、市民による市民のための市民大学です。年間約100講座を開講し、のべ7000人が学んでいます。この本は、かわさき市民アカデミーの『「今」がわかる科学と技術』などの講座の中から、4つを選んでまとめたものです。
目次
1 「空飛ぶクルマ」―すぐそこまで来ている未来
2 AI最前線―顔認証と行動解析(映像・画像から人を認識する技術)
3 AIと将棋の未来
4 石斧からスマートフォンへ―私たちはどこから来て、どこへ行くのか
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
glaciers courtesy
8
タイトルは「『AIの今」がわかる」だが、内容は第1章は、空飛ぶ車、第2章は、AIによる人間認証、第3章は、将棋を中心とするAIゲームソフト、第4章は、科学の歴史で、付録のような形で少し量子コンピューターの話が出てくる。AIの話は半分程度なので、購入を考えている人は注意が必要。対象としては理系に進みそうな中学生や高校生を対象としているのだろうな。内容はそれなりだが、Uberが2023~4年には空飛ぶ自動車の運行を目指していると書いてあると、子供の頃に本に描かれていた未来がすぐそこまで来ていることを実感する。2023/01/26
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