200CD 菊地成孔セレクション―ロックとフォークのない20世紀

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  • サイズ B6判/ページ数 250,/高さ 19cm
  • 商品コード 9784054029422
  • NDC分類 760.9
  • Cコード C0073

出版社内容情報

菊地成孔によるCDセレクションを、その周囲のミュージシャンやライターによって現在もっとも注目を集める、ジャズからクラシックまで広いジャンルの音楽のホットシーンを紹介。選出基準や各作品のもつ意義や思い出などについてのロングインタビューも。

内容説明

鬼才・菊地成孔が、7人のエキスパートたちとロック、フォーク抜きの6つのジャンルから厳選した200枚。音楽史と個人史との激しいスウィングアウト。

目次

1 ビター・ブラック・ミュージック―路上のブルースマンたち(菊地成孔、大谷能生)
2 スウィート・ブラック・ミュージック―キャンディはどこへ行った?(菊地成孔、yoshi‐p)
3 ポップス―iPod対ボックスセット(菊地成孔、岡村詩野)
4 クラシック/現代音楽―ヨーロッパ・エクストラヴァガンザ!(菊地成孔、高見一樹)
5 ラテン―キャバレーの夢、カフェの午睡(菊地成孔、長嶺修)
6 ジャズ―『ジャズライフ』が平行四辺形だった時代(菊地成孔、村井康司、沼田順、大谷能生、藤本史昭、都並清史)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

しゅん

9
10年ぶりに再読。ピアソラやステップス知ったのこの本からだったなぁ。今読んでもすげえ面白かったけど、男性中心感の強さには引っ掛かりを覚える。刊行から15年もたつと感じ方が全然違うなと認識。「ビター・ブラック・ミュージック」の枠でニーナ・シモン以外女性音楽家がいない(アレサ・フランクリンやベッシー・スミスが言及すらされない)のも違和感だし、ガイド選者も岡村詩野氏以外は男性。とはいえ、「ジャズ」枠からはマチズモとは別の男臭さが感じられてて、それはそれで面白かった。2020/08/06

やいとや

4
対談パートは後に別の本で補完されるので措いておいて、矢張り読みどころはこのテの「ディスクガイド」には珍しい程のリストの有用性。これは「菊地成孔の二十世紀」と予めカッコが括られていて、そこに菊地では無い評者が寸評を入れる、という何層にもレイヤーされた構造が効いている為であろう。通常は選んだ人間が評まで入れるので、対象との距離が近過ぎ(或いは遠去け過ぎ)る事がよくある事だったりする。この本でフェラ・クティを聴き始めたんだよなぁ、と久々に再読してしみじみ。2018/08/23

クローカ

1
ディスクガイド。200CDシリーズを読むのは『テクノ・エレクトロニカ』、『ロックンロール』に続いて3冊目なのですがまあ、やっぱ菊地成孔の本ですよね。それにしては実用性が高い(失礼)のが単著ではない所以か。菊地成孔という、僕とはまったく感性の違う、一方で一切不快感のない個人=偽史に大変楽しませていただきました。2020/07/20

べっか

1
クラシックはほぼ現代音楽。モートン・フェルドマンをこの本で知って聴き始めた。

ビーフハート

0
久々に再読。もろもろ再確認と再発見。やはり面白い。聴きたいリスト再度作成。2016/12/15

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