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フランスの地方菓子―語り継がれた美味しさ、旧くて新しいレシピ

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  • サイズ A4判/ページ数 143p/高さ 27cm
  • 商品コード 9784054025097
  • NDC分類 596.6
  • Cコード C0077

出版社内容情報

ケーキ好きには憧れのフランスケーキ。これまで名前は聞いても作り方は意外と知られていなかったフランスのカントリーケーキを地方別に網羅的に紹介する初めての本。菓子作りの基本を押さえた家庭でも作れるレシピをプロセス写真つきで解説   

内容説明

素朴さと風土の香りを伝える田舎菓子。洗練と追憶が交錯する古都の伝統菓子。北はブルターニュから南はプロヴァンスまで、おばあちゃんのオーブンで、工房の窯で、焼かれ続けてきた人気菓子が勢ぞろい。

目次

フランス全土 イル・ド・フランス
北西部・北部
北東部
中部・東部
南部・西部
フランス菓子の基礎知識

著者等紹介

ムーラン,ジャン=リュック[ムーラン,ジャンリュック][Moulin,Jean‐Luc]
フランス、リヨン生まれ。1978年、メティエ・ド・ブッシュ料理学校卒業。クラシック料理のC.A.P.(職業適性証書)取得。製菓店の見習いに入る。1980年、製菓のC.A.P.取得。1980~82年、リヨンのチョコレート店ベルナションに勤務するかたわら、アラン・シャペル、マルク・ムノーなどのレストランで研修を兼ねて働く。1982年9月から1年間、シカゴのジャン・バンシェ・レストラン・ル・フランセ勤務。1983年、フランス帰国後、ベルナション、ジョルジュ・ブラン、ポール・ボキューズなどに勤務。1987年、来日。ホテルオークラ(東京)、ヒルトン大阪、南海サウスタワーホテルに勤務。2000年、辻製菓専門学校入職。フランス料理アカデミー協会Acad´emie Culinaire de France会員
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ヴェネツィア

292
海あり(しかもそれは大西洋であったり地中海であったり)山あり(これまたアルプスもピレネーも)と変化に富む国土を持つフランス。お菓子もまた地方色が実に豊かだ。著者はポール・ボキューズなど名だたるレストランに勤務した経験を持ち、現在は辻製菓専門学校教授のジャン=リュック・ムーラン。写真も美しく、いずれもほんとうに美味しそう。全体を通観すると焼き菓子系のものが主流のようだ。例えば表紙のガレット・ブルトンヌ。同じくブルターニュのクレープやボルドーのカヌレなど、日本でもよく見かけるものも。地方色も楽しめる良本。2024/01/24

たまきら

37
読み友さんの感想を読んで。先日夢中になって読んだ河田勝彦さんの本と似たレシピがたくさんあるのに、受ける印象がまた違うのが面白いです。こちらは自然にお菓子がメインになっており、各地のお菓子がより分かりやすく紹介されていると感じました。食材の紹介も面白かった。あと、マジパンは知っていたけれどマスパンは知らなかったなあ。しかし似た材料なのに調合の仕方や調理温度など工程や環境の違いでこれだけ違った雰囲気のものが完成するんだから、ベーキングってホント化学ですねえ。2024/04/09

きりぱい

10
田舎のお母さんが家庭でチャチャッと作っちゃうお菓子かと思ったら(実際作るのかもしれないけれど)、地域ごとに作り継がれてきた本格的なお菓子だった。作れないことはないけれど、手順写真がプロの技を追っているという感じで、へー!ほー!と、もうただの目の保養に。いわれの小話もあって、スメルというお菓子など、材料は粉と卵と砂糖だけ。こねて伸ばして型で抜いて茹でて焼く。少し反りかえった薄焼きせんべいみたいだけど、意味は靴底、靴の敷き皮だそうで、まんま?2012/06/25

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