ウルフ・ノベルス
UMAハンター馬子―闇に光る目

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  • サイズ 新書判/ページ数 251p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784054021372
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0293

出版社内容情報

下品で好色な「大阪のおばはん」だが、ある種の民俗学的な知識は学者顔負け。蘇我家馬子は伝統芸能「おんびき祭文」の語り部だ。芸は一流だが、なぜか不老不死の伝説を求めドサ回りばかり。そこになぜかUMAが現れ馬子が珍説・奇説で正体を暴いていくが…。   

内容説明

ド派手な衣裳にこてこての化粧、見た目は「大阪のおばはん」で、どケチ、傲慢、粗暴、両刀使いの淫乱だが、ある種の民俗学的な知識は学者顔負け…。素性は謎だらけの蘇我家馬子は幻の伝統芸能「おんびき祭文」唯一の継承者である。芸は一流ながら、ドサ回りばかりなのは不老不死の伝説が残る地方をえり好んでいるからだ。しかし弟子イルカもその理由を知らない。行く先々にはなぜかUMAが現れ、馬子が珍説・奇説で正体を暴いていくのだが…。痛快無比の伝奇ギャグミステリ、パワーアップして登場。

著者等紹介

田中啓文[タナカヒロフミ]
1962年、大阪府に生まれる。神戸大学卒。’93年に長編小説『凶の剣士』で第2回ファンタジーロマン大賞に入選、またジャズミステリー短篇小説「落下する緑」で「鮎川哲也の本格推理」に入選しデビュー。’98年に発表した大作『水霊ミズチ』で日本SF大賞にノミネートされ旋風を巻き起こす。その異能はSF、ホラー、ミステリーと幅広いジャンルに発揮され、続々と話題作を発表。’02年『銀河帝国の弘法も筆の誤り』で星雲賞短篇賞を受賞
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

にじいろ

4
大阪弁で強烈なおばはん、馬子。田中さんの推理ものおもしろい。2014/11/18

SPICE

2
タイトルからして、アイドルSFの感じだが、実は表紙から判る様にギャグ……しかも伝記ギャグミステリー。『ムー』が関与して、『ギャグ』『ミステリー』の組み合わせは面白い。先に読んだ『粉モン屋馬子』順番を間違えたな(笑)とにかく主要キャラクターが個性的で、オカルトと笑いが好きな人にはお勧めです。2014/01/30

shibatay

1
再読2012/04/29

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