出版社内容情報
経済学や経済理論がどのようにして作られたのかを歴史物語あるいは人間ドラマとして描きだしている。経済学者は専門家の視点で語り、ジャーナリストは評論家ないしは野次馬的に経済学を解説している。それらを統合して読者は経済学の全体像を把握できる。
内容説明
経済学の基礎知識を再確認できる現代ビジネスマンの必読書。
目次
第1部 歴史編(経済学の源流(重商主義と重農主義)―富とは金銀のことなり
アダム・スミスの自由放任主義―「見えざる手」と利己的な心
近代経済学のパイオニア(古典派経済学)―「商品は作りさえすればすべて売れる」
マルクスの「共産主義」への道―国家は死滅する)
第2部 現代編(世界恐慌が生んだケインズ革命―エリートによる世界支配;フォン・ノイマンのゲーム理論―経済学は科学に進化するか?;経済の要「人口」の理論―世界人口の激増と日本人口の激減;フリードマンのマネタリズム―“マネー”だけが経済を動かす)