出版社内容情報
燈籠は「灯を保護する設備のある灯火具」を意味し、仏典に見られるほど古くから用いられている。しかし石燈籠は新しく、1604年の豊国神社での用例などが初めてである。仏教の伝来とともに渡ってきた燈籠の歴史を豊富な写真と解説でわかりやすく構成。
内容説明
名園にたたずむひそやかな美。170点余の写真が解き明かす庭燈篭の世界。
目次
桂離宮の灯籠
修学院離宮の灯籠
仙洞御所・大宮御所の灯籠
京都御所の灯籠
灯籠のさまざま
白沙村荘の灯籠
茶庭の燈篭
灯籠の歴史と流れ
灯籠の見方と鑑賞