出版社内容情報
ある雨の日、お姉ちゃんと留守番をしていたら、変な子どもが泣きながらやってきて… お天気のように機嫌が変わりやすい、おかしなお客さまが引き起こす大騒動! 人気の『あめだま』を手掛ける、韓国を代表する絵本作家ペク・ヒナの魅力が詰まった絵本。
内容説明
あるあめのひ。おねえちゃんとるすばんしていたら、おかしなおきゃくさまがやってきた。なまえはチョン・ダルノク。どうやらまいごになってしまったダルノクをもてなそうとしたんだけど…。またいつかあえるといいな。
著者等紹介
ペクヒナ[ペクヒナ]
絵本作家。自称人形いたずら作家。1971年、ソウル生まれ。韓国の梨花女子大学卒業後、カリフォルニア芸術大学でアニメーションを学ぶ。人形制作、セットづくり、撮影までを一人で手がける。韓国で抜群の知名度を誇る絵本作家。『あめだま』(ブロンズ新社)で日本絵本賞翻訳絵本賞、読者賞をW受賞
中川ひろたか[ナカガワヒロタカ]
1954年埼玉県生まれ。保育士、バンド「トラや帽子店」を経て、現在はシンガーソングライター、絵本作家として活躍。『ないた』(金の星社)で日本絵本賞大賞、『歯がぬけた』(PHP研究所)でけんぶち絵本の里びばからす賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
nana
83
有名な作家さんのよう。話はとても面白い。でもダルノクの顔がこわい。2019/10/02
紫 綺
73
大好きな絵本作家ペク ヒナの最新作。今回も味のある個性的なキャラが躍動する面白おかしいファンタジー。ちょっと地味だけど…。2019/10/20
アクビちゃん
51
【2020神奈川県夏のすいせん図書】ペク ヒナさんの絵本、大好きです♡ 表情が豊かで、表情だけでクスッと笑えます。お姉ちゃんと2人でお留守番なのに、お姉ちゃんは遊んでくれない。そんな時、おかしなおきゃくさま登場〜。大騒ぎしてたら、お姉ちゃんも手伝ってくれて、2人の距離が縮まって良かったね。表紙のおきゃくさまのなんとも言えない表情を見ただけで、ほのぼのする〜♪2020/07/03
とよぽん
49
ダルノクの寝顔がかわいい! でも、やっぱりドンドンの関西弁がよかったなぁ~。2020/12/27
anne@灯れ松明の火
45
隣市予約。お姉ちゃんとふたり姉弟の「ぼく」が「弟がほしかった」と思ったところへ突然やってきた、まさに「おかしなおきゃくさま」。一体この子は何者? 人形たちの表情や動きが、相変わらず すごい。前作「あめだま」のような抒情的な感じではなく、ドタバタのコメディ。何となく雰囲気が違うように思うのは、訳が中川ひろたかさんに変わったからなのか。訳者が違うと知っているから、そう思うだけなのか。2019/12/10