内容説明
ことしの中日のどこが強かったのか、と聞かれると、我々はいつも「監督が強かった」と答えることにしている。開幕前は「せいぜいAクラスどまり」と予想されていた中日が奇跡の優勝を果たしたのは、星野監督の手腕以外何物でもない。星野監督は男の魅力をふりまきながら、あざやかな管理術でトップを極めた。我々記者たちもサラリーマンのひとり。星野監督のサクセス・ストーリーは大いに参考になったものだ。すべてのサラリーマン、いや、すべての男性たちに読んでもらいたい1冊である。
目次
第1章 新しいポストを与えられた時、何をすべきか
第2章 部下たちをどう管理するか
第3章 企業戦争にどう勝ち抜くか
第4章 人間的魅力をいかにして身につけるか
第5章 激しく、したたかな采配を検証する
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
香具師山啖呵堂
3
星野監督の選手管理術、球団とのかけ引き、ゲームでの采配、人間関係の処理の方法などについて星野番記者グループの方々が執筆した本。 内容はスポーツ界・ビジネス界の人事抗争的なスポーツ新聞的な内容ですが、それだけに俗社会にも当てはまる普遍的な内容です。 私も本書を読んで人間関係についてもっと勉強しておくべきでした。もう手遅れですが、今からでも読んでおけば無駄にならない知識です。 https://diletanto.hateblo.jp/entry/2021/12/04/201658 2021/12/04
星浪昌道
0
星野仙一のエピソードは尽きないなぁ。2023/11/11
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- 和書
- 仙人の壺 新潮文庫