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出版社内容情報
落柿キタは学級発表で学校の七不思議として出席をとる幽霊の話をやることになった。そんな時、クラスでは浮いた存在の戸倉坂が出席をとる変質者に襲われたところに遭遇する…。｢怪談六話｣｢この国は深夜限り｣も収録。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
reeree
6
[http://mediamarker.net/u/reeree/?asin=4049248395] ・「隣の町で死んだひと」 ・「怪談六話」 ・「この国は深夜限り」 短編3本入り。 「隣の町で死んだひと」が一番良かった。 図書館で借りたんだけど、少年怪奇シリーズは全3巻で図書館には2巻までしか置いてないのがちょっと残念。2015/02/06
きじとら
2
怪奇と出会った少年･少女達を描く短編集。怪奇そのものよりも、怪奇と関わった少年･少女達が何を考え、どう行動したかに重きが置かれている点が面白いです。特に表題作が秀逸。作中作の冒頭で挿入された詩が印象的です。1999年の作品で、あの今は懐かしい世紀末の空気…何だか浮き足だっていて、何が起こってもおかしくないと思っていて、けれどもそれは自分のことではないような、“あの頃”の感覚がよく描かれているように思います。隣の町で死んだひと――“身近だけど身近じゃない、でも完全に他人事ってほど遠くない”。上手い表現です。2010/12/09
夜子
1
3話収録の短編集。3話と聞くと少ないように感じますが、1話1話がとても濃いので充分です。なるしまさんは人間の描写が見事で構成も素晴らしいです。最後に収録されている、この国は深夜限り、は いつ何度読んでも泣いてしまう2017/03/30
serumisu
1
【感想】実家からの発掘品。10年以上たってもこのタイトルだけは覚えていたのだから、タイトル勝ちの作品。タイトルから想像するほど、壮大な漫画ではなかった。2012/01/30
ユイ
1
本棚整理していたら出てきたので再読。やはり表題作が一番好きだ。ぽすたるガイドが一番印象に残ったと言ったらだめなんでしょうね(笑)2011/11/23
