あすかコミックス ダイエット

大島弓子

角川書店（1989/05発売）

• サイズ コミック判
• 商品コード 9784049240948
• Cコード C0279

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[ｈｉｒｏｍｕｒａ]

手放す前に再読。ダイエット以外の2編はノラネコとサバと大島さんの話。1989年の本だが覚えていた。大島弓子さんの暮らし方いいなあ。吉祥寺だからか。猫との暮らしに戻りたいのか。

2021/09/16

[ミツツ]

実家で発掘の懐かしシリーズ 「月の大通り」「アンブラッセ」「ダイエット」収録。作者と猫たちとの思い出、サバ（ねこ）との生活。サバはオスだと思っていたら、どうやら女の子でした。

2014/09/10

[夢の終わり]

表題作を初めて読んだときはオチに「そういうのアリなのかな、へー」みたいな感想だったのですが、今読み返すとカズノコとその彼氏すごくいい奴ら…！同い年同士でチャレンジするからには大変だろうと思いますが、福子に一番必要なのはまっすぐで暖かな愛情なのできっと大丈夫だと思うのでした。

2016/03/14

[ホレイシア]

思いっきり時代を先取りしていたのだなーと今になってわかる。

[wang]

肥満女子高生がダイエットして変わってみようとする表題作と作者と猫の生活を描いた2編。ほぼ全ての生き物を擬人化して描く作者。一見意味のない行動も思考や感情があると思ってみたら、そこには人間との関係や動物同士の関係も見えて来て生き生きしてくる。単純だけど心のこもった行動は楽しくもあるが、人間の社会の制約から自由に生きる猫の考え方とのギャップを感じて多くはとても切ないものになる。ユーモラスに描きながらも物悲しい。ぽっちゃりに描かれた作者自身だが、映画で漫画家役をしていた小泉今日子に変換して読んでしまう。

2014/01/10