メディアワークス文庫<br> 小説家の作り方 (新装版)

個数:
電子版価格
¥671
  • 電書あり

メディアワークス文庫
小説家の作り方 (新装版)

  • ウェブストアに2冊在庫がございます。(2024年04月24日 10時22分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 文庫判/ページ数 256p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784049128192
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

 駆け出しの小説家・物実の元に舞い込んだ初めてのファンレター。そこには、ある興味深い言葉が記されていた。「この世で一番面白い小説」。あまねく作家が目指し、手の届かないその作品のアイディアを、手紙の主は思いついたというのだ。
 送り主の名は、紫と名乗る女性。物実は彼女に乞われるがまま、小説の書き方を教えていくのだが――。
 鬼才・野崎まど新装版シリーズ第4弾。「小説家を育てる小説家」が遭遇する非日常を描く、ノベル・ミステリー。

内容説明

駆け出しの小説家・物実の元に舞い込んだ初めてのファンレター。そこには、ある興味深い言葉が記されていた。「この世で一番面白い小説」。あまねく作家が目指し、手の届かないその作品のアイディアを、手紙の主は思いついたというのだ。送り主の名は、紫と名乗る女性。物実は彼女に乞われるがまま、小説の書き方を教えていくのだが―。鬼才・野崎まど新装版シリーズ第4弾。「小説家を育てる小説家」が遭遇する非日常を描く、ノベル・ミステリー。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

HANA

68
今回は凄かった。「この世で一番面白い小説」のアイデアを持つ女性。主人公は彼女に小説の書き方を教える事になる。中盤までは女性との交流が中心に描かれていて、今回はこのまま大人しく終わるのかなと思いきや。とある人物の登場を機に、物語は一気に加速し思いもよらぬ方向に展開し始めた。思えばパイソンのギャグ兵器にしても『虐殺器官』の言語にしても言語化出来ぬものを取り扱うというのが個人的には好きなのだけど、本書の「この世で一番面白い小説」もそれに連なる一冊として、まさに途中から一気読み。なるほど、小説家の作り方か、納得。2020/06/27

Shun

29
シリーズ4作目は創作についての話。主人公は駆け出しの小説家で彼の長所はキャラクターの造形にあり、そんな彼の元に初めてのファンレターが届く。手紙主によると「この世で一番面白い小説」のアイデアがあるのだが書く術を持たず、小説の作り方を教わりたいという内容で、彼を選んだのは彼の得意とするキャラ造形に注目してとのこと。そして数か月に至る小説家育成は、一番面白い小説とは如何にして作られ得るものなのか興味深い思考実験を見ているようでした。またこの小説家育成の過程は同著者の小説「タイタン」に繋がるものを感じました。2020/08/11

moto

18
やはり、こちらの作品も面白い。まさか小説家とSFが共存するとは思わなかった。それぞれのキャラの独特な会話や後半の怒涛の展開で気が付くと一気読みしていました。個人的には、在原露との掛け合いが好きでした。2019/12/09

ひみーり

15
野崎まど劇場に次ぐ2冊目、面白かった物語が猛烈に動きだす時はもちろん、それ以前でもそれなりに面白かった小ネタがきいてて。ちゃんとした作品書くんだ野崎さん、初読の作品がファンサービス的内容だったから読む順番間違えたかもしれない。新装版にして正解、読み終わってから見ると感慨深いよ。2023/12/05

YAS

12
新人作家のもとに届いた初めてのファンレター。そこに書かれているのは、自分の頭の中にある「この世で一番面白い小説」のアイデアを実現するために小説の書き方を教えてほしいというものだった。//自分の中ではシリーズ1作目以来のヒット。事件が起こりそれを解決するというよりは、本作のように日常に謎が侵食してくるタイプのミステリが好きなのだと気づいた。また、相変わらず地の文の独白にユーモアがあって面白い。癖になる作家さんだなあ。2020/12/27

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/14501759
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。