22世紀から回顧する21世紀全史

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  • サイズ A5判/ページ数 326p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784048981453
  • NDC分類 304
  • Cコード C0030

内容説明

21世紀は20世紀よりも幸福な時代になるのか?かつてない構想で、その全貌を明らかにする。

目次

第1章 バイオ革命の明暗
第2章 核の惨劇
第3章 混沌の時代
第4章 新世界秩序の構築
第5章 ネットワークワールドに暮らす
第6章 21世紀、宇宙への旅

著者等紹介

リー,ジェントリー[リー,ジェントリー][Lee,Gentry]
NASAのJPL(ジェット推進研究所)の主任研究員であり、数々の宇宙無人探査計画の中核スタッフとして参画。火星探査プロジェクト(MER)や、2005年の火星偵察オービター(MRO)の中心的存在のひとり。1976年~1981年までは、60カ国で放映されたカール・セーガンによるサイエンス・ドキュメンタリー番組「コスモス」におけるセーガンのパートナーとしてプロジェクトを推進、その後はカール・セーガン・プロジェクトのマネージャーも務めた

ホワイト,マイクル[ホワイト,マイクル][White,Michael]
“トンプソン・ツインズ”のメンバーから作家に転身。「ディスカヴァリー・チャンネル」のコンサルタントも務めている

高橋知子[タカハシトモコ]
甲南大学文学部卒。英米文学翻訳家

対馬妙[ツシマタエ]
日本獣医畜産大学卒。英米文学翻訳家
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

橋川桂

8
2112年に書かれた歴史書という体裁の仮想21世紀史。よく小説の書き出しを世界観の説明で始めるのは良くないと言われるけど、これなんかはもはや世界観の説明だけで成り立ってる小説。ストーリーらしきものも一応あるけど、登場人物もその生涯が駆け足で紹介されたり、著作やスピーチ、動画で残された言葉なんかが引用されるだけ。人によっては退屈でしかない本かもしれないけれど、私はなかなか面白かった。2018/09/16

古本虫がさまよう

1
双方が核保有国であるインドとパキスタンの間で空中戦が生じた(2019年2月)。インド空軍機が撃墜されたりもしたというから、「戦争」状態だ。そのニュースを聞いて思い出したのが、この本。2003年に刊行された時すぐに一読したので記憶は薄れている。記憶に残っているのは、カシミールをめぐって、インドとパキスタンの間で、人類史上初の核戦争が勃発したというくだりだった。700万人が犠牲になったとある。広島長崎の二十倍以上だ。インドとパキスタン……。この本は「小説」だが、その予測するようにならなければいいのだが……。 2019/03/03

マサトク

1
トランプ大統領が誕生した今になってこの本を読むと、色々と示唆的ではあった。進むべき世界のロールモデルの一例としても、もっと単純にSFとしても読める。でも、21世紀最初の16年で起こった変化は、一部この本を先取りしてもおり、さてどうなるか…と思わせる内容でもあるなあ。2017/02/26

頼ママ

0
なかなか衝撃的な本でした。予言の書を手にしたみたいで。現時点で手に入る最新の情報を元に書かれた本だというのが、よく分かります。三章・四章で描かれている「中国の台頭と日本の衰退」なんて、現実に起こりつつあるじゃないですか。二章の「核の惨劇」に描かれているように、インド・パキスタン間で本当に核戦争が起きたら、その惨劇はこんなもんじゃないと思いますが・・・ 三章の「混沌(カオス)の時代」は本当に恐ろしい。今の十代以下の方がこの本を手に取り、こうした事態が起こらないよう努めていただけるよう、切に祈ります。2013/01/04

臓物ちゃん

0
こういうのって、思いついたもん勝ちだよね。2012/10/24

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